一周忌

今まで参列した一周忌の中で、一番盛大だったかもしれない。

とにかく、その人数。

熊本市とその近郊に住む縁戚関係者だけでも20人近く。
祖母の兄弟、祖父の兄弟、祖母の甥たち、私の父方の祖父と叔父。
そして、それに近所の人や、叔母のお茶の先生。
総勢30名。

祖父の一周忌のときは、孫たち全員が大学生で、全員が熊本を離れていたので、ここまで大規模な法事は見たことがなかった。
「人に酔う」という経験をした日だった。

お経が上がっている間、気分が悪く、このまま倒れこんで寝てしまいたいと何度思ったことか。
その様子は母も見ていて分かったらしいが、席が離れていたのもあって、どうしようもなかったらしい。

やっぱり、まだ知人たちの中にいるというのは、厳しいのかなぁ…。