Chiakiの徒然日記

標準語だと思っていた方言

メールマガジンをいくつか読んでいる。
「まぐまぐ」から配信されるものが多いので、必然的に「ウィークリーまぐまぐ」も読んでいる。
今日来たその「ウィークリーまぐまぐ」の「まぐまぐvow」というコーナーに次のような投書があった。
「転載大歓迎」とあるので、転載する。

>それは3年前の冬。教室に暖房をつけているのにドアを開けたら閉めない男子。
>先生はドアに張り紙をつけた。『閉めたら開けろ』我々、どうにも出来ません。

「閉めたら開けろ」というのは「開けたら閉めろ」の間違いだろうが、熊本にはこういうとき便利な方言がある。
あとぜき
どういうところから、こういう言葉が生まれたのかは知らないが、意味はまさしく「開けたら閉めろ」である。
幼稚園の頃から慣れ親しんできたので、これが方言だと知るのには随分と時間がかかった。
たしか、高校生のときだったと思う。
冬に「あとぜきしましょう」というポスターを教室のドアに貼ったら、国語の先生に
「あとぜきって熊本弁だからね。他所に行って使っても通じないよ」と言われたのだ。
今まで標準語だと思っていたので、とても驚いた。

広島に出るまで標準語だと思っていたものに、からうという言葉がある。
これは「(リュックなどを)背負う」という意味だ。
腕を怪我したときに友達に「リュックをからう時が痛い」と言ったら、「は?」と聞き返され、そこで初めて方言だと知った。
でも、イメージとしては、「背負う」というよりは「からう」と言った方がピッタリくるんだけどなぁ…

もしかしたら、まだまだ標準語だと思っている方言というのがあるかもしれない。
それを見つけるのも楽しい……かな??

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