7月の終わりにBSプレミアムで放送された、特集ドラマ「定年オヤジ改造計画」。
5月の終わり頃に原作を読んでいた。
帯は外してしまったのだが、帯にドラマになるというのが書いてあった。
その時点では、主人公の「オヤジ」が誰なのかは分かっていなかったが、勝手にイメージしていたのは草刈正雄さん。
ちょっと情けないところとか、妙なところで意地っ張りとかが私のイメージにピッタリだった。
まさか、郷ひろみさんが主演だとは。
何度か予告を見ているうちに、あぁ、なんかいいかも!と思って見てみることにした。
トータルの感想は、ほぼ原作通りで良かった!
ドラマオリジナルのエピソードもなかなかいい。
個人的には、主人公の妻が「夫源病」だと伝えられたときに、
「普賢岳と関係あるのか?」ととんちんかんな疑問を抱いたところがカットされなかったのが嬉しい。
田舎で、兄姉たちに散々やりこまれるところもカットされていなくて良かった。
いや、兄姉たちとのエピソードカットしたら、物語が成立しないか。
2時間のドラマだったんだけど、あっという間に終わってしまった。
2時間とはいえ単発ドラマだからこそ、ここまで原作通りに描けたのだと思う。
あまりに変わりすぎると不満を抱いてしまうので、改変も最小限で良かったと思う。