その1→ https://blogs.yahoo.co.jp/nonghoysoi3/16471247.html
その2→ https://blogs.yahoo.co.jp/nonghoysoi3/16509847.html
さて、MAIが入院してから早くも一ヵ月が過ぎようとした頃
突然退院したMAIが大きなピックアプトラックで現れた。
よく見ると家族5人でMAIの荷物をせっせと荷台に積み込んでいるではないか
「どど、どうしたの? 仕事に来たんじゃないの?」
「今からチェンライの実家で療養するそうですよ」
すでに知っていたかのように落ち着いた声のLHが答えた。
「なに? 一か月後に復帰するようにお願いしたよね?」
「3ヵ月後に検査で通院するんで、その時まで様子見だそうです」
「ええーーー!!!! 3ヵ月も休むのか?!」
一瞬、目の前が暗くなるのを感じたが、もしかすると重病かもしれないし全てを了承して見送るしかない。
「元気でね~、早く帰ってきてね~(´;ω;`)」
「うっ、この事業は終わったかもしれない…、」 悲観的な気分になるが
よく考えると、これまでに何度も崖っぷちを乗り越えてきた経験がある。
「あの悲惨さに比べたらマシだよな、まだ打つ手はあるし」
落ち込んでる暇はない、気を取り直してLHに向かって指令を出した
「よし、新人の発掘に取り掛かろう!!」
待ってましたとばかりに返事するLH
「どこにいるんすか? 有能な新人を連れてきてくれたら指導しますからね」
なんとも頼りがいのある返事に目眩が加速したww
一休さんの虎屏風かよ…
見覚えのあるTシャツを発見!!
そんなある日、責任者のLHが青白い顔でやってきた。
「DNなんですが~、勤務中に長電話するんですよ~」
「あ、そう、、、そんで?」
「昨日は注意したんですが、聞く耳をもたないし~」
「あ、そうなの? そんで?」
「一か月ほど我慢したんですが、二時間も三時間も話しながら仕事するんで我慢なりません」
「なぬ?、それほどの長電話してるのを、一ヵ月間も我慢したの?」
一瞬、バカじゃなかろうか?とセリフが喉から出かかる。
「それでmugaから一度、注意してもらえませんかねぇ~…」
「ちょ、ちょっとまて!、そもそもの話、勤務中に電話しちゃならんだろ?」
自分の想定する反応と違ったのだろうか、LHは次の言葉を飲み込んでいる。
スタッフに関しては口を挟ませないはずのLHが、いきなり注意して欲しいと要請
「臭う、何かあるな?」 という懸念が生まれた。
ここ二年程で生産量のガタ落ち対策に手をこまねいていたのであるが
「ちょっと量が少ないんじゃない?」という苦言がついつい口から飛び出すたびに、
「トゥクコン・ゲーレーオ!」 ―もうみんな歳を取りましたから―
そういう決まりきった返事のLHに辟易していた。
「そんな返事を聞きたいわけじゃない その先を考えて欲しい」という意味での繰り返しであるのだが、
LHからすると、「いちいち毎回毎回、分かりきった指摘をしないでほしい」、となるのだろう。
キッと見返えすLHの口調にトゲが丸見えで、
まったく言葉の裏を読めない人間性には嫌になる事が多い。
病休のエースMAI、そしてブルトーザ―のように働いていたDNの主力二人の落ち込みが顕著なだけに、
その思いがけない「勤務中の通話」に怒りが込み上げてきた。
「5分とか10分なら我慢できんですよね~、もう1時間とか平気でペチャクチャ話すんで他の従業員からも仕事に集中できないと文句が~」
「は?、ちょっとまて、5分、10分ってなんだ? それに一時間???」
お前はホントに頭はだいじょうぶか?というセリフをグッと飲み込んで
「だれがそんなルールを決めたんだ?、ランプーンの大きな工場団地あるでしょう、あそこにある日系企業では絶対にダメだと思うよ」
「そうそう、ロッカーに携帯いれて仕事場には持ち込み禁止のはずですよね~」
慌てたように話を合わせるLHを無視して質問を続けた。
「だよね?、なんでここは電話OKになってんの?」
ここ数年間は商品の仕上がりが悪くて、その修正のためにLHは休日返上で働いている。
皆のしわ寄せが自分の肩に圧し掛かっているわけで、その原因のひとつが勤務中の電話にあるとは思わないのだろうか。。。
「おかしいな~、以前は勤務中の通話は禁止してたはず…」
そういえば7年程前だったか、当時の現場責任者だったTWさんが突然退社した時の事
現場の混乱に見兼ねたのか、それに乗じたのか? 嫁が送り込んできたのが彼女の実姉であるCHだ。
「CHはどうだったの?」
「CH自身が勤務中にダラダラ長電話してたんで~、それから皆が追従したのかも~」
クソ! またアイツか、ろくでもねー・・・ 瞬間で頭に血が上るが冷静に冷静に…、、
「なるほど、君のせいじゃないよね、じゃあ昔の通りに禁止にしよう!」
当然のように禁止令を伝えたのであるが、LHからの返事に驚いた。
「それ、できませんよ~、もう長年電話Okなんですから、今更禁止するとみんな辞めちゃいますよ~」
「は? みんな辞めちゃう?」
「電話がそんなに大切なのか?」
そう話すLHの後ろ、二部屋がズドーンと筒抜けに見渡せるのだが、向こうからDNが何度も行き来してはこちらをチラチラ伺っているのが見えた。
DNは明らかに自分の噂話をしていることを知っていた。
「いったい、誰とそんな長話をする必要があるの?」
「フェーン(恋人)ですよ~、イチャイチャ話すもんで他のメンバーも嫌がってますよ~」
「フェーンって、こないだ離婚が成立したって喜んでたじゃん?」
「違いますよ~、新しいフェーンですよ、今バンコクに住んでるらしくて~…」
はあ??アラフィフの見た目が既に婆さんに近いのに?
離婚早々に恋人だって??
もももーーーーなんとかしてほしいーーーーー(-_-;)
もしここが日本ならば勤務中の長電話ってだけでクビになるところだが、ここはタイ国の田舎町だし替え要員などそうそう見つからない。
諸条件に縛られる責任者のLHが強権を発動できない立場なこともあって、今回もいつものように当事者同士の擦り合わせで決めごとを行う方向へと持って行かれてしまった。
仕方なく作業場にいるDNのもとへ足を運んで、優しく優しく通達を
「ティー・ウエラータムガーン、トーラサップボイ・メダーイナ」 笑顔 笑顔
― 仕事中の電話ちょくちょくはダメだよ ―
「こんな簡単な伝達もできねーのか、あの責任者は・・・」
ぶつぶつ独り言を言いながら事務所に帰り際、
当事者意識の感じられないLHに一言 「おう、話してやったぞ」
するとビックリ顔のLH、「マジで話したんですかい?」的に目が泳ぎ出した。
あれ? 何かマズイ事でも話したかな?
背中にゾクゾクっと寒気を覚え、冷や汗の流れる中
「何事も起こらないように」という祈り虚しく、数分後に非情のノック音が。
どうぞとも言ってないのに一人で事務所に入り込んできたDNは、なにやら顔が歪む戦闘態勢
チェンマイ語でフニャフニャ訴えているが、ほとんど聞き取れない。
あっけにとられる私はクチポカでフニャフニャ語を聞くしかなく
またしてもLHは仲介を投げ出してしまった事だけは理解でき、もはや土俵に上るしかないと腹を括った。
どうせ意味は解せないのだから彼女の独演を遮り
「マイトーレーウ、チヤイマイ? ゴーOKナ、マイミーパンハーレーウ!」
― もう電話しないのなら問題ないよ ―
強引に話を終わらせようとする私だが、引き下がらないDNはここぞとフニャフニャ不満をヒートアップしはじめた。
「そんなに迷惑になるなら、こっちも気分悪いし~、私は辞めてもいいし~」
という言葉が耳に飛び込んできて
その時やっと
「やっぱりハメられたか!」と気付いた。
法律により外国人役員一人に対して4人のタイ人正社員を義務付けられているのだが、
もちろん、雇えば雇うだけ人件費に対する見込み売り上げも増えるという事で税金の上乗せも加算される。
そうやすやすと社員を増やす訳にもいかず、かといって優秀な労働力など巷には溢れていない。
そんな状態の時、エース格の二人が抜ける事が何を意味するか
早速LHを呼び出してミーティング
「おい、どーなってんだよぅ、辞めるとか言い出したぞ」 ((((;゚Д゚))))ガクガク
LHは驚きもせず冷静にコチラの動揺具合を観察しているように見えたが、あまりの反応の無さに苛立って言葉を続けた。
「単なる電話だろ? 電話が仕事よりも大切なのか?」
やっと口を開いたLHは少し楽し気に微笑んで返答した。
「ええ、彼女はキレましたねぇ、この電話は大切なんだーー!って絶叫してましたからねぇ」
そう言ってフフッと笑った。
何が楽しいんだ?このヤロウと思うが、そもそもMAIの残留には反対していたLHだ。
自分と同等の報酬を与えられて面白いはずもなかろう。
同じ職場内の寮に寝泊まりする二人であるが、家賃代わりにせっせと掃除をしたり環境整備を怠らないLHに対して、MAIが積極的に動くのを見た事ない。
LHは無理な残業も逆らわずに受けるし損な役回りも厭わずに行うが、MAIは自分に利益の無い行動は一切行わない、LHが私の困り顔を見て溜飲を下げるのは理解できる。
ん?そうなると私を困らせるためにDNとLHで話し合ったうえでシナリオを設定してきてるような気がしてきて
無い頭を急速回転させて最善策を選び出そうとしたが、もうここまでくれば賽は投げられたわけで、報酬に色をつけて残留させるのか、或いはこのまま辞めさせるのかの二択しか残されていない。
目の前のLHは「それしかないでしょう?」という顔で微笑んでいるし
「何が楽しいんだ? いや、いったい彼女は何が欲しいんだ?」
そう分かりきった質問をしてLHの本心を探った。
「さあ・・、私とは会話無しですからね!!」どこまでもすっ呆けるつもりのようだ。
ここが勝機とばかりに揉め事に乗じてくるのがタイ人の習性にして、
前後見境なく利己主義に徹するに躊躇せず
恥も感じないほどの面の皮の厚さはクレーンジャイという名の遠慮ポーズに包まれて発揮される。
そして、成す術もなく揉め事に手を貸して傍観者になりきる責任者はタイでよくある話?
LHは敬虔な仏教徒にして悪人になる事を極度の恐れる盲目的善人主義者であるが、
善悪は立場で変化するなんてこた知る由もなし、今回は利害一致で共闘?
さてさて、どう収拾つけるのか
その続きは、またいつか~
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行きつけの珈琲店はラテアートで笑わかせてくれる
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さて、MAIが入院してから早くも一ヵ月が過ぎようとした頃
突然退院したMAIが大きなピックアプトラックで現れた。
よく見ると家族5人でMAIの荷物をせっせと荷台に積み込んでいるではないか
「どど、どうしたの? 仕事に来たんじゃないの?」
「今からチェンライの実家で療養するそうですよ」
すでに知っていたかのように落ち着いた声のLHが答えた。
「なに? 一か月後に復帰するようにお願いしたよね?」
「3ヵ月後に検査で通院するんで、その時まで様子見だそうです」
「ええーーー!!!! 3ヵ月も休むのか?!」
一瞬、目の前が暗くなるのを感じたが、もしかすると重病かもしれないし全てを了承して見送るしかない。
「元気でね~、早く帰ってきてね~(´;ω;`)」
「うっ、この事業は終わったかもしれない…、」 悲観的な気分になるが
よく考えると、これまでに何度も崖っぷちを乗り越えてきた経験がある。
「あの悲惨さに比べたらマシだよな、まだ打つ手はあるし」
落ち込んでる暇はない、気を取り直してLHに向かって指令を出した
「よし、新人の発掘に取り掛かろう!!」
待ってましたとばかりに返事するLH
「どこにいるんすか? 有能な新人を連れてきてくれたら指導しますからね」
なんとも頼りがいのある返事に目眩が加速したww
一休さんの虎屏風かよ…
見覚えのあるTシャツを発見!!
そんなある日、責任者のLHが青白い顔でやってきた。
「DNなんですが~、勤務中に長電話するんですよ~」
「あ、そう、、、そんで?」
「昨日は注意したんですが、聞く耳をもたないし~」
「あ、そうなの? そんで?」
「一か月ほど我慢したんですが、二時間も三時間も話しながら仕事するんで我慢なりません」
「なぬ?、それほどの長電話してるのを、一ヵ月間も我慢したの?」
一瞬、バカじゃなかろうか?とセリフが喉から出かかる。
「それでmugaから一度、注意してもらえませんかねぇ~…」
「ちょ、ちょっとまて!、そもそもの話、勤務中に電話しちゃならんだろ?」
自分の想定する反応と違ったのだろうか、LHは次の言葉を飲み込んでいる。
スタッフに関しては口を挟ませないはずのLHが、いきなり注意して欲しいと要請
「臭う、何かあるな?」 という懸念が生まれた。
ここ二年程で生産量のガタ落ち対策に手をこまねいていたのであるが
「ちょっと量が少ないんじゃない?」という苦言がついつい口から飛び出すたびに、
「トゥクコン・ゲーレーオ!」 ―もうみんな歳を取りましたから―
そういう決まりきった返事のLHに辟易していた。
「そんな返事を聞きたいわけじゃない その先を考えて欲しい」という意味での繰り返しであるのだが、
LHからすると、「いちいち毎回毎回、分かりきった指摘をしないでほしい」、となるのだろう。
キッと見返えすLHの口調にトゲが丸見えで、
まったく言葉の裏を読めない人間性には嫌になる事が多い。
病休のエースMAI、そしてブルトーザ―のように働いていたDNの主力二人の落ち込みが顕著なだけに、
その思いがけない「勤務中の通話」に怒りが込み上げてきた。
「5分とか10分なら我慢できんですよね~、もう1時間とか平気でペチャクチャ話すんで他の従業員からも仕事に集中できないと文句が~」
「は?、ちょっとまて、5分、10分ってなんだ? それに一時間???」
お前はホントに頭はだいじょうぶか?というセリフをグッと飲み込んで
「だれがそんなルールを決めたんだ?、ランプーンの大きな工場団地あるでしょう、あそこにある日系企業では絶対にダメだと思うよ」
「そうそう、ロッカーに携帯いれて仕事場には持ち込み禁止のはずですよね~」
慌てたように話を合わせるLHを無視して質問を続けた。
「だよね?、なんでここは電話OKになってんの?」
ここ数年間は商品の仕上がりが悪くて、その修正のためにLHは休日返上で働いている。
皆のしわ寄せが自分の肩に圧し掛かっているわけで、その原因のひとつが勤務中の電話にあるとは思わないのだろうか。。。
「おかしいな~、以前は勤務中の通話は禁止してたはず…」
そういえば7年程前だったか、当時の現場責任者だったTWさんが突然退社した時の事
現場の混乱に見兼ねたのか、それに乗じたのか? 嫁が送り込んできたのが彼女の実姉であるCHだ。
「CHはどうだったの?」
「CH自身が勤務中にダラダラ長電話してたんで~、それから皆が追従したのかも~」
クソ! またアイツか、ろくでもねー・・・ 瞬間で頭に血が上るが冷静に冷静に…、、
「なるほど、君のせいじゃないよね、じゃあ昔の通りに禁止にしよう!」
当然のように禁止令を伝えたのであるが、LHからの返事に驚いた。
「それ、できませんよ~、もう長年電話Okなんですから、今更禁止するとみんな辞めちゃいますよ~」
「は? みんな辞めちゃう?」
「電話がそんなに大切なのか?」
そう話すLHの後ろ、二部屋がズドーンと筒抜けに見渡せるのだが、向こうからDNが何度も行き来してはこちらをチラチラ伺っているのが見えた。
DNは明らかに自分の噂話をしていることを知っていた。
「いったい、誰とそんな長話をする必要があるの?」
「フェーン(恋人)ですよ~、イチャイチャ話すもんで他のメンバーも嫌がってますよ~」
「フェーンって、こないだ離婚が成立したって喜んでたじゃん?」
「違いますよ~、新しいフェーンですよ、今バンコクに住んでるらしくて~…」
はあ??アラフィフの見た目が既に婆さんに近いのに?
離婚早々に恋人だって??
もももーーーーなんとかしてほしいーーーーー(-_-;)
もしここが日本ならば勤務中の長電話ってだけでクビになるところだが、ここはタイ国の田舎町だし替え要員などそうそう見つからない。
諸条件に縛られる責任者のLHが強権を発動できない立場なこともあって、今回もいつものように当事者同士の擦り合わせで決めごとを行う方向へと持って行かれてしまった。
仕方なく作業場にいるDNのもとへ足を運んで、優しく優しく通達を
「ティー・ウエラータムガーン、トーラサップボイ・メダーイナ」 笑顔 笑顔
― 仕事中の電話ちょくちょくはダメだよ ―
「こんな簡単な伝達もできねーのか、あの責任者は・・・」
ぶつぶつ独り言を言いながら事務所に帰り際、
当事者意識の感じられないLHに一言 「おう、話してやったぞ」
するとビックリ顔のLH、「マジで話したんですかい?」的に目が泳ぎ出した。
あれ? 何かマズイ事でも話したかな?
背中にゾクゾクっと寒気を覚え、冷や汗の流れる中
「何事も起こらないように」という祈り虚しく、数分後に非情のノック音が。
どうぞとも言ってないのに一人で事務所に入り込んできたDNは、なにやら顔が歪む戦闘態勢
チェンマイ語でフニャフニャ訴えているが、ほとんど聞き取れない。
あっけにとられる私はクチポカでフニャフニャ語を聞くしかなく
またしてもLHは仲介を投げ出してしまった事だけは理解でき、もはや土俵に上るしかないと腹を括った。
どうせ意味は解せないのだから彼女の独演を遮り
「マイトーレーウ、チヤイマイ? ゴーOKナ、マイミーパンハーレーウ!」
― もう電話しないのなら問題ないよ ―
強引に話を終わらせようとする私だが、引き下がらないDNはここぞとフニャフニャ不満をヒートアップしはじめた。
「そんなに迷惑になるなら、こっちも気分悪いし~、私は辞めてもいいし~」
という言葉が耳に飛び込んできて
その時やっと
「やっぱりハメられたか!」と気付いた。
法律により外国人役員一人に対して4人のタイ人正社員を義務付けられているのだが、
もちろん、雇えば雇うだけ人件費に対する見込み売り上げも増えるという事で税金の上乗せも加算される。
そうやすやすと社員を増やす訳にもいかず、かといって優秀な労働力など巷には溢れていない。
そんな状態の時、エース格の二人が抜ける事が何を意味するか
早速LHを呼び出してミーティング
「おい、どーなってんだよぅ、辞めるとか言い出したぞ」 ((((;゚Д゚))))ガクガク
LHは驚きもせず冷静にコチラの動揺具合を観察しているように見えたが、あまりの反応の無さに苛立って言葉を続けた。
「単なる電話だろ? 電話が仕事よりも大切なのか?」
やっと口を開いたLHは少し楽し気に微笑んで返答した。
「ええ、彼女はキレましたねぇ、この電話は大切なんだーー!って絶叫してましたからねぇ」
そう言ってフフッと笑った。
何が楽しいんだ?このヤロウと思うが、そもそもMAIの残留には反対していたLHだ。
自分と同等の報酬を与えられて面白いはずもなかろう。
同じ職場内の寮に寝泊まりする二人であるが、家賃代わりにせっせと掃除をしたり環境整備を怠らないLHに対して、MAIが積極的に動くのを見た事ない。
LHは無理な残業も逆らわずに受けるし損な役回りも厭わずに行うが、MAIは自分に利益の無い行動は一切行わない、LHが私の困り顔を見て溜飲を下げるのは理解できる。
ん?そうなると私を困らせるためにDNとLHで話し合ったうえでシナリオを設定してきてるような気がしてきて
無い頭を急速回転させて最善策を選び出そうとしたが、もうここまでくれば賽は投げられたわけで、報酬に色をつけて残留させるのか、或いはこのまま辞めさせるのかの二択しか残されていない。
目の前のLHは「それしかないでしょう?」という顔で微笑んでいるし
「何が楽しいんだ? いや、いったい彼女は何が欲しいんだ?」
そう分かりきった質問をしてLHの本心を探った。
「さあ・・、私とは会話無しですからね!!」どこまでもすっ呆けるつもりのようだ。
ここが勝機とばかりに揉め事に乗じてくるのがタイ人の習性にして、
前後見境なく利己主義に徹するに躊躇せず
恥も感じないほどの面の皮の厚さはクレーンジャイという名の遠慮ポーズに包まれて発揮される。
そして、成す術もなく揉め事に手を貸して傍観者になりきる責任者はタイでよくある話?
LHは敬虔な仏教徒にして悪人になる事を極度の恐れる盲目的善人主義者であるが、
善悪は立場で変化するなんてこた知る由もなし、今回は利害一致で共闘?
さてさて、どう収拾つけるのか
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行きつけの珈琲店はラテアートで笑わかせてくれる
あるとすれば他からの略奪、良くて貧しさの分配、タイ国はついに格差で世界ナンバーワンになったのですか?、上位1%の富裕層が全体の約67%の富を持つなんていう記事を読んで目の前が暗くなりました。
これってやっぱり国の方向性ですから覆すのは容易ではないです、うまく教育や宗教を利用して国民を手懐けてるな〜って感じますねw
お札は全て同じ顔、偉人賢人が一人しかいない国体を長らく行ってきて、そしてこれからも同じ路線なのでしょうかね。
お手本がそんな感じなんで、有志国士は萎え、末端がそんなふうになるのも理解できますって、またメンカームさんの誘導トークでいらん事をくっちゃべってしまいました(;´∀`)ゴメンナサイ
えーと、いろんなインセンティブを試して思ったのは、働き者で性格がよければアマゾン抹茶ラテのみで十分に同意しますwww
コメントいつもありがとうございます〜〜
利害が対立した時の豹変ぶりには驚きます。
一生懸命皆で頑張れば、会社の利益も伸びて従業員の待遇も良くなる・・・
共存共栄しようと言ってもそういう経験もないし、目先の利益重視な人達。
困りますよね。
米国のウォルマートは、出店先の責任者へ出資させたそうですが、
この人達相手に出資でもさせようなら、無茶苦茶にされそうです。
給与に一部出来高制を入れて、手直し無しに商品が仕上がったら奨励金支給とかどうですか?
うちは、1日の売上が一定額を上回ったら割増賃金とかやってました。
今来ているノイおばさんは、忙しい日にアマゾンの抹茶ラテ支給だけで御機嫌です。