行って来ました!
→去年はこんなの買いました。→ 【その1】 【その2】
作品そのものを写すのはNGですが、許可をいただいて、引きで雰囲気のみ分かる程度の写真を撮らせてもらいました。
会場はこんな感じです↓
今年は手頃な値段でカワイイ~と思うようなものがなかったので、(手頃じゃなければある
)随分悩んだのですが、それでもこの↓カップを買いました。
小ぶりのコーヒーカップ?です。
これを買う決め手となったのは、 足が付いてて、(ちゃんとピンクの肉球も
)
寝かしても、ちゃんと立つのですっ
胴と足の3点で、うまくバランスが取れています。
むしろこうして飾っとく方がカワイイと思って買いました
普段飲み物を飲むのに使うのはもったいないので、飾っといて、たまにちょっとお花でもある時は、コレに生けてもカワイイのじゃないか?と思います。
お値段は、確か1,680円だったかな…
そうそう、去年母が買った、わんこのお面付き招き猫(前述のリンク【その2】に画像が載ってます)、今年はやっぱり、イノシシのお面が付いてました
オプションのイノシシのお面だけで売ってたら買ったんですが、全部セットだったので、断念しました
これは今後も巳年とか辰年が楽しみです!(何年先の話だ)
昨年末、尾道の白樺美術館が1月末で閉館する、というニュースを耳にしました。
ここは、尾道の観光地の東端の方にあり、徒歩で行くにはやや遠い距離にあったため、今まで行った事がありませんでした。
2年ほど前に一度企画展を見に出かけたこともあったのですが、火曜日が休館日で(ほとんどの美術館は月曜休館なので、月曜だと思いこんで確認せずに行ってしまった)、建物の前まで来てガックリ肩を落として帰ったことがありました。
その後、面白い企画展があったら行こう、と時々チェックしていましたが、なかなかその機会も訪れず…
とうとう閉館すると聞いて、この際常設でもいい、と出かけてみました。
建物が普通の民家に見えるのは、白樺派の中心人物で尾道に1年間住んで「暗夜行路」を執筆した志賀直哉と親しく、尾道にあこがれていたという洋画家の梅原龍三郎の旧居を再現しているからです。
中は、梅原龍三郎の作品を展示している部屋、小林和作など数人の作品(白樺派?)を展示しているちょっと大き目の部屋、棟方志功の版画を展示している部屋の3室でした。
こじんまりとしていて、正直「えっ!?これだけ?」と思ってしまいました。 (入館料が800円と高めだったし)
2番目の部屋に展示してあった、橋本明治(めいじ)という人の作品がちょっと良かったです。(猫の絵もあったし)
休館日、入館料の高さ、立地、その辺がやっぱりちょっと苦しいかな、と感じました。
でも閉館となると寂しいです。
実は、白樺美術館は、その成り立ちが少々特殊です。
高層マンションの建設計画が立ち上がった土地を、「そんなところに高層マンションなど建てては、尾道の景観が台無しだ」と市民運動により買い取ります。でも、その土地をどうする?(借金も残っているので、一時はまた売られそうになったりも…)
そこに、縁あって山梨県にある清春白樺美術館(尾道出身の吉井長三理事長)の分館を建てる事になったのでした。
“景観を守るための市民運動”の成功例としても有名な話だそうです。
ただその影には、「尾道の歴史的景観を守る会」の会長であった、丸善製薬株式会社会長、故・日暮兵士郎氏の尽力が大きかったようです。土地の買い取り~運営資金まで、相当部分を日暮兵士郎氏と丸善製薬株式会社が支援されたということです。“企業メセナ”は企業のイメージ戦略や宣伝の一形態になってしまうことがほとんどですが、大げさに喧伝することなく、行われていたようです。
その日暮兵士郎氏が平成17年末に亡くなられ、それを追うように尾道白樺美術館も、わずか7年あまりの歴史を閉じることになりました。
すでに建物は尾道市に寄贈してあり、今後も何らかの形で活用されるはずです。
閉館といえば、島根県松江市にある、「L・C.ティファニー庭園美術館」も3月末で閉館だそうです。
1度行った事がありますが、夢のように美しいステンドグラスやジュエリーなどの展示品、広大なイングリッシュガーデンと、高額な入館料も納得の立派な美術館でした。
しかしここも約6年の短い命でした。
ただ、こちらの場合は、開館当初から運営会社と市との間に様々な軋轢があり、それが修復されなかった事が原因のようです。
美術館は普通、営利ではやっていけません。
人の心や懐に余裕がないと成り立たないものです。
そんな美術館が姿を消すのは、文化の火が消えるようで、心も寒くなるような…
なんとも寂しい話です。
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海洋堂といえば、チョコエッグ
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私も一時ペット動物シリーズを集めました。
小さいのに、毛並みや些細なしぐさまでものすごくリアルな猫のフィギュアに、感動したものです。
大学では彫塑を齧り、自分でも立体作品を作っていたので、巧みな立体造形作品が大好きなのです。
私自身は、目に見えるものを普通に立体に再現するのにも四苦八苦していたので、自分がやりたくてもできなかった技術やセンスがある、という作品を目にすると、完全に魅了されます。
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藤城清治さんの作品展の時もそうだったのですが、特にこだわりの感じられる細かい細工物が大好きみたいです。
展覧会では、まず1室目に、海洋堂の名を世間に知らしめたチョコエッグなどの食玩フィギュアの実物がズラッと
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ものすごい数ですが、あまりに精巧で、つい1個1個凝視しちゃいます。
その後、模型販売店からスタートした海洋堂の歴史(海洋堂初期の帆船模型がこれまた精巧
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特撮やアニメなどのフィギュアには、懐かしいものもありましたが、キャプションにキャラクターの名前しか書いていなくて、作品名が分からないので、「あ~、懐かしい、見たことあるけど、コレ何に出てたキャラだったっけ?」とモヤモヤしました。
まして、最近のものは、さっぱり分からない…
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一番良かったのは、チョコエッグの動物を手がけられた「松村しのぶ」さんです。
ちなみに、チョコエッグの解説書に書かれていたので名前は覚えていたのですが、すっと女性だと思ってました
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動物や恐竜の生態にまでこだわって再現された、今にも動き出しそうな芸術的な作品でした。
開いた口の奥の小さな歯の1本1本まで手を抜かない造形が、感動的
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日本人は、昔から手先が器用で、細部にまでこだわった細工物が得意でした。
その血が今も生きているんだなぁ、なんて思ってしまいました。
こちらで、展覧会のバーチャルツアーなどが見られますよ
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広島県立美術館へ、藤田嗣治展を見に行ってきました。
これだけの作品が揃う回顧展は初めてらしく、東京の国立近代美術館でもかなりの入場者数だったと聞いて、せっかく広島まで来てるんだし、と行って来ました。
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さすがに平日でもけっこう人が多かったです。
でもわりとゆっくり見れました。
展示もテーマごとに分けられていて分かりやすかった。
さて、私にとっては 藤田嗣治=猫 です。
彼は猫が好きで、よく作品にも登場しています。
自画像の肩越しに、のけぞったようなポーズで顔を覗かせる猫が有名かもしれません。
まとめて作品を見ていると、この猫ののけぞり顔、お気に入りのアングルだったのか、他の作品にもよく登場しているのがわかりました。
イタズラっぽくて、ユズが何か企んでる顔のようにも見えてほほえましかったです。
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藤田嗣治の作品自体は、そんなに好きというほどでもなかったのですが、実物を見ると、なかなかいいなぁ
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パリで絶賛されたという、乳白色の肌をした女性像などの、色を抑えた線画っぽい作品が気に入りました。
あと、子供をテーマにした作品など。
布の模様や細々した道具類などの、細かく描きこまれた細部へのこだわりが面白く感じられました。
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一定の評価をされながら、日本人にも西洋人にもなれなかった(受け入れられなかった?)という藤田嗣治、その数奇な生涯も人をひきつける理由かもしれません。
興味半分で出かけましたが、行って良かったです
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先週、初めて日帰りバスツアーを利用して、大塚国際美術館の「ダ・ヴィンチ・コード・ツアー」に行って来ました。
大塚国際美術館は、世界中の名画1,000点余りを原寸大で精巧な陶板画にし、展示している国内最大級の展示スペースを持つ美術館です。
以前から一度は行ってみたいと思っていたのですが、車を運転しない人間にとっては、なにしろ交通の便が悪い場所
なかなか行く機会はないだろうと思っていました。
そこへ「ダ・ヴィンチ・コード」ブームにのっかって「ダ・ヴィンチ・コード・ツアー」なるものを企画したバスツアーのチラシが
これを逃したらたぶんもう行けないと、申し込みました。
母の休みに合わせて日曜日の日程にしていましたが、2週間ほど前になって「申し込みが少なく、中止になりました」とTELが…
でも「2日後の火曜日なら決定していて、まだ10席ほど空きがあります」と言われたので、母が休みを調整して、行く事にしました。
平日なので、500円ほど安くなりました。
さて当日、集まったのはやっぱり平日なのでおじさんおばさんばかり…
「ダ・ヴィンチ・コード読んだ人なんているのか?」と思っていたら、案の定、添乗員さんが聞いてみると映画を見た人が数人、本に至っては私だけでした
まぁ私も、「ダ・ヴィンチ・コード・ツアー」は付録みたいなもので、大塚国際美術館が見れればよかったので、他の方たちも一緒でしょう。
行きは岡山県の宇野港から、フェリーで高松へ渡りました。
今回のツアーは目的地が大塚国際美術館だけなので、それではあまりに地味だと旅行会社も考えたようです。
フェリーの屋上?にあがると、曇りでしたが風が気持ちよく、到着まで1時間余りずーっと屋上でぼんやり景色を眺めました。(母は早々に中へ入ってしまった)
私、船好きかも。
中に入ると、タバコを吸う人がいたり、なんか薄暗かったりしてつまらないけど、外にいれば風も来るし、景色はいいし、酔わないし、良かったです。
高松から再びバスで、目的地の美術館そばのお土産屋さん兼食堂(ありがち)で昼食。
食事内容は、鯛の釜飯と、ブリのアラ煮、味噌汁、漬物。(だけ)
安いツアーだったので期待していなかったから、こんなもん。でも味は良かったです。
食事休憩は約1時間で短かったのですが、すぐ近くに鳴門大橋の橋桁から渦が眺められる「渦の道」というのがあるそうなので、行ってみました。
入場料500円で、渦の真上あたりまで行けます。
ちょうど時間的には渦が一番出る時間だったそうですが、残念ながらちっちゃい渦が少し見れただけでした。
でも、展望室やそこへ至る道(橋の中)のところどころに、床がガラス張りになっている場所があり、そこへ立つと宙に浮いているみたいで面白かったです。
写真では分かりにくいですが、海面から45mくらいあるそうです。
高所恐怖症の人はダメですね
歩きながら途中に現れるガラスの上をそのままさりげなく歩こうとしてみましたが、足をガラスに乗せた瞬間、落ちそうな気がしてゾワッっとしました
なかなか楽しめました。
さて、その後がお待ちかねの大塚国際美術館です
外観は、建物が半分以上地下に作られているとのことで、小山に埋まったような玄関ホールくらいしか見えません。
中に入って受付を済ませると、長いエスカレーターに乗って上へ上へ。
着いた所は、かなり広い展示ホールです
想像以上に広くてビックリ
正面のスペースは、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂大壁画&天井画
しかもここが地下3階で、展示はさらにこの上に5階分(地下3階、地上2階)あるとか。
頭の中はでいっぱいです。
ともかく、まずは1時間の「ダ・ヴィンチ・コード・ツアー」が始まりました。
美術館の解説員の方が、「ダ・ヴィンチ・コード」のストーリーに沿って関連する作品(モナ・リザとか最後の晩餐とか)を巡りながら解説してくれました。
へぇ~、と意外だったのは、冒頭でソニエール館長が、警備システムを作動させるために壁から引き剥がしたカラヴァッジョの絵が、363×245cmと、かなり大きかったことです。重量も100kgほどあるとか言われていたような… (これはうろ覚えで、かなりいい加減なので、あまり信じないでください)
その他の解説も、本を読んでるから「なるほど」と思いましたが、本も映画も見てない母はサッパリ解らず、眠くて仕方なかったようです。 他の参加者の大半もそうでしょうね。
他にも、同じようなツアーらしいグループが、入れ違いに何組も見えました。
ところで配られたパンフレット、暗号の謎解きとか書いてあって、ネタバレなんですけど…
参加者、今後も読みそうにない感じなんで、あまり関係ないか…
解説が済むと、いよいよ自由鑑賞です。
残り2時間
かなり広いみたいだけど、回れるのか
解説の方に聞いてみると、全部で約4kmあり、歩くだけで1時間はかかるとか…
それはいかんとすぐ出発。
キャプションもゆっくり見ている時間はナシ、とにかく作品の前をさらっと眺める感じでどんどん歩きます。
これでもかというくらい広い。数が多い。
構造も複雑で、順路がわからなくなるので、床には要所要所に矢印がついています。これを見逃すと、確実に迷う
最初のフロアだけで、正直「もうお腹いっぱいです…」
でもきっと二度と来る事はない、とりあえず全部回ろう、と疲れた体に鞭打ちつつ、惰性で歩きます。
なにしろどれも実物大、巨大な作品に圧倒され、教会や遺跡の内部をそのまま再現してある展示も多く、じっくり見れたらどれだけ感動できるか、というくらい凝っているし良くできているのですが、とにかく時間がないし、疲れている。
しかもサラッと通過しようにも、「世界の名画」なので、行けども行けども、教科書や美術史の本で見た作品ばかり。興味を引かれてつい足が止まります。 エル・グレコの祭壇画。人物と大きさを比べてください。
こんなのばっかり次から次へと…
早く進まないと、と焦る気持ちとは裏腹に、超有名作品達に「見て行って~、見なきゃ損だよ~」と客引き攻勢をかけられている気分
作品は、全てオリジナルではなくて陶板なので、人物と一緒なら撮影も可、と言うことでしたが、のんびり撮影してる時間なんてナイナイ 屋外には、モネの睡蓮を浮かべた池まであります。
それにしても、膨大な作品を、美術史をなぞるように古代から現代まで系統的に展示してあるので、美術史の勉強にはもってこいだろうなと感心しつつ。
地下部分3フロアをなんとか進み、地上1階に出ると、あっという間にそのフロアの展示終了。
あれっっと思うと、地上2階も終了。
どうやら地上部分は地下ほど広くなかったらしい。
40分ほど残して見終わったので、カフェで休憩しながらパンフレット(これが22ページもある冊子)を見直していると、地上1階部分に、「あれ?見てないかもしれない」という展示が…
そういえば、そのフロアだけ特に早く済んだような…
母は「もうくたびれたから待ってる」と言うので、一人でもう一回戻ってみます。
ところが、地上1階を早足で最初から歩いても、続きがない
図面には続きがあるのに、順路はエレベーター前で終わり、「ここから地上2階へ」
おかしいな~、と思いながら、仕方なく2階へ上がってみると、順路の最後の最後に、ちょっと死角のような場所のエレベーターがあり、「ここから地下1階へ」
エレベーターを出ると、ありました、続きが。
展示は、美術史をなぞる系統展示、そのあと「時」「生と死」「家族」などのテーマ展示が続いていました。
テーマ展示は、地上2階の後半から始まって、地上1階に続いていて、地上2階の系統展示とはフロアが繋がっていなかったのです。
地上部分は、各フロアが本館1、2に分かれていて、本館2の部分が、テーマ展示になっていたのでした。
つまり順路としては、系統展示「地下3階」→「地下2階」→「地下1階」→「地上1階(本館1)」→「地上2階(本館1)」 →テーマ展示「地上2階(本館2)」→「地上1階(本館2)」
ややこし~
とにかく一通りは見て、地下3階に戻り(残り15分)、母がせかすのでミュージアムショップをざっと見て、10分前には集合場所(入口)へ。
帰りはバスで帰るだけなので、ぐったり寝てしまいました。
面白かったけど、疲れる一日でした~
大塚国際美術館、恐るべし
できればもっとゆっくり休みながら見たかった。
「3時間って、長くない」と思っていましたが、ぜんぜん足りなかったです。
「ダ・ヴィンチ・コード・ツアー」抜きで、最初から自分のペースで見れたとしても、たぶん3時間じゃ足りないです。
というか、1日で全部見ようとしたら、量に圧倒されて飽きるかも。
ミニルーブル、といった感じでしょうか。(ルーブル行ったことないけど)
入場料3,150円、「高くない」と思っていましたが、それもヤムナシ。
でも、複雑な建物も面白いし、内容はとても良くできているので、話のタネに、1度行ってみてもいいですよ 体力のある時に…
切り絵でつくった影絵で有名な方です。
見れば誰でも「ああ、知ってる!」と思うはず…
以前から、エッジが効いた黒い切り絵のラインと、影絵で淡く浮かび上がる柔らかな色彩のコントラストが素敵だなぁ、と思っていたのですが、実物を見るのは初めてです。
もう、
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やっぱり実際に光を通してみる作品は、印刷で見る作品とは雲泥の違いがあります。
近くで見ると、木々の枝と葉とか、気が遠くなりそうなほど細かい切り貼り作業です。
大作もたくさんあって、縦に細長い6メートルの作品など、あまりに細かくキレイなので、見ていて涙が出そうでした。
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かわいい小人や子供を題材にした作品が有名ですが、以外に動物もたくさん扱われていました。
動物たちも可愛いだけじゃなくて、毛並みなどはフサフサとしてとてもリアル。
猫
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制作風景を撮影した映像が流れていましたが、ライティングデスクで切り貼りをしているすぐそばで、猫が作業を覗き込んでいてビックリ
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奥様かスタッフの方なのか、誰かの手が「邪魔しないのよ」って感じでそれ以上近寄らないように猫を止めていました。
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ビックリしたのはそれだけではなく、紙を切る作業はとても細かいので、ペンの先に小さなナイフが付いているような、ペーパーカッティング用のナイフを使用されているのだろうと思っていたら、いわゆる「剃刀」を使って作業されていました。
あの2×4㎝くらいの四角くて薄いやつですよ
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もう80歳を超えていらっしゃるのに、あれを器用に手早く動かして、あれよあれよという間にミリ単位の細かい部分まで切り抜いてしまいます。
またしても感動
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一部の作品は、壁が箱のように凹んでいて、その中を薄暗くし、奥の正面に影絵の作品があって、左右の壁は鏡になっていて、下の面には水が入っている、という展示方法がとられていました。(うまく説明できない
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こうすると、左右の合わせ鏡に作品が映って長く横に繋がって見え(つなぎ目も計算してあるので、ずーっと風景が続いているよう)、水面にも作品が映ってゆらぎます。
まるで、水辺に立って対岸のファンタジーの世界を眺めているような
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作品数も多く、充分堪能しました。
これだけ感動できた作品展は久しぶりです。
興奮覚めやらぬまま、展示作品全点を収めた図録(¥2,800?)と、猫の入っている絵はがき(¥210)4種類、母達へのお土産にクリアファイル(¥650)を3種類、計5千円以上を衝動買いしてしまいました
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普段は気に入った作品の絵ハガキくらいですから、(しかも今回は相場より若干割高なので悲しかった…)どれだけ気に入ったか分かっていただけますか?
明後日までの開催で、予報ではずーっと雨だし行くのを迷ったんですが、行って良かった
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滑り込みセーフでした。
藤城清治さんの作品展、もし近くで開催される機会があれば、ぜひぜひ実物を見てみてくださいね
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海の見える杜美術館は、広島の宮島口駅からタクシーで10分。今回は贅沢して行きは新幹線を使ったので、福山から宮島口駅まできっちり1時間で到着
やっぱり新幹線は早いです 高いけど…
タクシーを山の方へしばらく走らせると、なにやらそれらしい建物が見えてきました。
さらに近づくと建物のてっぺんに奇妙なものが…
金ピカの仏像が乗ってる… しかも3体
実は、この美術館、検索している時にひっかかったブログの感想で知ったのですが、宗教団体が母体の施設らしいのです。
外観を見た時には、ちょっとビビリました。予備知識がなかったら、引くかも…?
しかも、入口で振袖を着た人が立って待ち受けていたので、さらにビビッたのですが、チケットもぎり&案内の人で、単なる雰囲気づくりのサービス?だったようです。
中は全然おかしなことはなく、日本画や工芸品を中心とした展示で、点数も多く、充実した内容でした。
企画展示「お花がいっぱい」では、花鳥図などに描かれている花の名前が全てキャプションでつけてあって、春らしく楽しめました。
2階の展示室から、順路がテラスのついたカフェにつながっていて、店員さんがドアを開けて(飲食しなくても)「どうぞテラスに出て景色をご覧ください」、と案内してくれました。遠慮なくテラスに出てみると、対岸の宮島が見えて、なかなかの絶景
友人と写真を撮りあっていると、また「お撮りしましょうか?」と声をかけてくれます。
とても感じのいい店員さんだったので、何も飲食せずに出るのは忍びなかったのですが、お昼を回っていたので、ちゃんとした食事がとりたくて、そのまま出ました。出る時も「ありがとうございました」と笑顔で送ってくれました。
出口で案内の人が、「杜の遊歩道」と付属レストランの案内をしてくれました。
「杜の遊歩道」は駐車場までの下り道沿いにあるらしいので、外に出て遊歩道の入口まで少し歩くと、途中にまたしても怪しいもの発見。
道路沿いの壁にでっかい梵字が彫られていて、上には白いウサギの像と、よく見ると隣にはカメの像も
なぜかウサギは白セメントの人工物、カメは天然の岩の彫刻らしい?
意味はさっぱりわかりません。
遊歩道は、小川沿いに1~2車線道路くらいの幅(広いところもアリ)で下の駐車場までのびていて、距離はけっこうあるものの、一見こじんまりとした印象ですが、途中滝があったり、池があったり、遊具があったり、雰囲気も和風あり洋風ありと凝ったものです。
ちょっと分かりにくい写真でごめんなさい 今回はどれも失敗…
庭を見ながら下っていくと、まだできたばかりで木々が若く、造園中らしき場所もありましたが、本当に様々な種類の植物が植わっていてびっくりしました。
桜、梅、椿、バラなどが、品種別にずらりと並んでいて、まだ咲いている桜があったので近寄ると、見たことのない白とピンクの2種類の花がついていて(花の形も違う)ビックリ。「松月(しょうげつ)」という札がついていました。 花のアップもチャレンジしたのですが、うまく撮れませんでした
帰ってからネットで調べてみると、花が咲き始めから徐々にピンク→白に変化するらしいです。それで色も形も違う花がついているように見えたのですね。
桜は他に鬱金(うこん)という種類もまだ咲いていました。こちらは淡い黄緑色からピンクに変わる品種らしいです。でもすっかりピンクだったので残念。
庭を少し下ったあたりで、レストランの建物発見。
ランチの安い方で1900円だったので、迷いましたが、他に食事のできるところまで出るとまだ時間がかかるし、GWで混雑してそうなので、ここにしました。
レストランはけっこうちゃんとしたフレンチ(あれ?イタリアンだっけか?)で、ランチもコースです。
でもお箸をつけてくれていたので、気取らず食べられました。
サービスする人も、美術館かレストラン目当てに来ないと周囲に何もない立地にしては(失礼!)人数が多く、さっきの美術館内のカフェの人と同じくみんな親切で、気持ちの良い対応です。
味もなかなかで、これで1900円は安いな、と思いました。
レストランを出てまた庭園を見ながらのんびりと下って、駐車場に到着。
タクシーを呼んで宮島口まで帰りました。その後は、広島中心部をブラブラしました。
黄金の仏像と謎のウサギとカメ、ただ2つが、怪しさを醸し出していましたが、
あとは、人の対応もみんな丁寧で気持ちよく、展示品もなかなかのもので、庭も綺麗で、景色も最高、良すぎるくらい良い体験をさせてもらいました。
季節的にもちょうど寒くもなく暑すぎず、1年で一番いい時期だったこともありますが、
ここはなかなか穴場のスポットです
宮島口駅からタクシーしかないのが難点(片道1200~1300円くらいかかってしまう)ですが、またいつか来たいと思いました。
売れちゃったのもあって、品数が減っていたけれど、この前はなかった作品が増えたりしていて、楽しめました。
期間が2週間ぐらいあったので、これからは始まってすぐと終わり頃と、2回見に来る方がいいかも、と思いました。
さて、母も作品を購入。
戌年だからでしょうか、升に入った犬のお面付きの招き猫(確か¥2,980くらい)
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↓こんなこともできます。
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猫をモチーフにした作品を作っている色んな作家の、陶芸を中心にイラスト・オブジェなどを集めて、展示販売しています。
かれこれ4、5年ほど、毎年楽しみにしている展示です。
物によってはそれなりに高くて手が出ませんが、小物もたくさんあるので、毎年何か一つは必ず買って、猫グッズを増やしています。
年々参加される作家さんも増えて、数も内容も充実してきました。
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さて、今年は小さな置物とお茶碗を買いました。
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これはチビさんに似ていたので。6センチくらいのちっちゃな置物(¥840)です。
裏が平べったいので、何かに貼り付けてもいいかなと思ってます。
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これはお茶碗(¥2100)。右が中の絵です。
携帯の画像なのでちょっと判りにくいですが、ふてぶてしそうな猫の表情が「ユズそっくり!」と一目ぼれ。
鯛を持ち上げて「大当り
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今回は、2つ、しかも同じ作家さんのものを買いました。
他にもカラフルで可愛いお皿もあって、かなり魅力的だったのですが、4人家族で1つだけ買ってもしょうがないし(数を揃えるには予算が…)、第一使うにはもったいないし、飾るスペースもないし、飾ったとしてもきっとユズに壊される…と諦めました。
やっぱり我が家の猫に似たものを見つけると、欲しくなります。
毛の模様が似ていても、雰囲気や表情で全く違うこともあり、見ているだけでも面白かったです。
また来年が待ち遠しい!
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久しぶりに日曜日が休みだったので、あまり興味のある展示はなかったのですが、せっかくだからと美術展を見に広島まで行ってきました。
一緒に行ける人がいなかったので、一人です。
けっこう一人行動が好きなので、苦にはなりません広島まで、高速バスで1時間40分くらいです。
まずは、広島県立美術館の『偉大なる「エルミタージュ美術館」展』
そして、ひろしま美術館の『プラート美術の至宝展』
好みはありますが、「プラート美術の至宝展」の方が面白かったです。
「エルミタージュ…」は、肖像画とか、風景画とか、宮廷向けの高尚な絵画が多く、ありがた~い感じはするけど、とっつきにくい
磁器の精巧な人形はよかった。
「プラート美術の至宝展」は、主に宗教画です。
宗教画では、聖人などを描くときに、決まった法則やアイテムがあるそうで、例えば洗礼者ヨハネは、毛皮を着て、細長い十字架を持っています。
法則さえ理解していれば、誰の描いた作品でも、大人として描かれていても子供として描かれていても、「これはヨハネだ」と分かるようになっているのだそうです。
そういう解説が丁寧にしてあって、面白かったです。
2館をハシゴしてくたびれたので(無謀にも、移動も徒歩にしてみた) 、お買物はパスして、バスセンターのあるそごうの地下で、バレンタインのチョコだけを物色して帰りました。
翌日から足が筋肉痛で、今日もまだ痛いです。
普段運動不足だからって、歩きすぎた…