日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

見に行きたい展覧会

2005-09-18 | アートの話
広島県立美術館「ニューヨーク・バーク・コレクション展」のチラシが届いてました。
ニューヨークの大富豪バーク夫人の日本美術コレクションが里帰り、という展示です。

チラシに載っていた曾我蕭白の『石橋図』(しゃっきょうず)[画像左:チラシより。パソコンでわかるかなぁ?]が見てみたくなりました。
画面の手前から絶壁がせり上がって、向こう側の絶壁とアーチみたいにつながっています。
わらわらと沢山の獅子が絶壁を登り2匹ころげ落ちてる。大きい獅子が1頭それを見ていて他の無数の獅子は小さいので子供?
獅子が我が子を千尋の谷に突き落とすという故事に倣った図かも。
絶壁やアーチのリアルな描写は、すごく奥行きを感じて迫力がある一方で、獅子の獅子舞みたいな、あるいはハゲのおっさんみたいな(^_^;)ユーモラスな顔や動きが笑える。
パッと見は、まじめな山水画に見えるけど、近寄って見ると‥(≧∇≦)

以前は日本美術なんて、まじめで面白くないと思ってたけど、最近、結構まじめなだけじゃない面白い絵も描かれているんだと知り、日本美術を見る目が変わりました。

香川の金比羅さん表書院で見た丸山応挙の虎の襖絵[画像右:パンフレットより、部分図]なんて、どいつもこいつも猫みたいにかわいくてナデナデしたくなるくらい。
写実派の応挙ですが、虎は本物を見た事がないので、猫っぽくなっちゃったらしいです。

そんな風に、日本美術の楽しみ方を知った私。バーク・コレクション展もぜひ休みをとって見に行きたいと思います。

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世間は3連休ですね

2005-09-18 | 仕事の話
「世間は3連休ですね」「‥いいよねぇ」
連休のたびに職場で交わされる会話です。
「ハッピーマンデー」なんて、土日祝日しっかり休める公務員や大企業だけがますますハッピーになる制度で、ただでさえ土日祝日めったに休めない私達にとっては、数少ないきちんと休める月曜日まで出勤になってしまうアンハッピーマンデーです。
大多数がより楽になる影で、少数派に皺寄せが来てるんですよ~
友達と休みが合わないから、めっきり遊びの誘いもかからなくなっちゃったし。(泣)

ちなみに今回の連休は、特にイベントもないので、3人が交替で一日ずつ休める事に。
でも私は月曜日なので、通常の休みと変わらず、ちょっと損した気分なのです‥ρ(-.-、)

予定が立たなかったので、久しぶりに一人でどこか美術館にでも行ってこようかなと思ってます。


★今日の茫然★
草ナギ(携帯に漢字がない!)くんの4時間特番「日本の歴史」見ました。
歴史って暗記ばっかりで嫌いだったけど、勉強から開放されてから見ると結構面白かった。
時系列で歴史の流れに沿って進むのもわかりやすかったし、エピソードを映像(ドラマ)で解説付きで見ることで、すごく理解しやすかった。
特に関ケ原の戦いで、一見囲まれて不利な布陣に見えた家康勢が、実は周到な根回しで背後の敵を味方につけていて‥とか、ワクワクしました。
ところが、11:45の時点でやっと明治維新を迎え、後どうするの、と思ってたら、そこから現代まではほとんど触れず(歴史的事実を読み上げながら映像で流れるだけ)、近代史5分ではしょっちゃいました。(゜ロ゜;)ノ
学校でも、近代史は3学期の終わりになって、時間ぎれではしょられちゃう。同じパターンかよ!
まあ、太平洋戦争とか、簡単には扱いにくい部分がありますし、仕方ないけど、残念でした。
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