日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

12月に読んだ本

2016-01-06 | 本と漫画の話

12月はあわただしく過ぎ、たった6冊でした。
読書量が減ってるなぁ…。


2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1138ページ
ナイス数:144ナイス

人生はもっとニャンとかなる! ―明日にもっと幸福をまねく68の方法人生はもっとニャンとかなる! ―明日にもっと幸福をまねく68の方法
★3.5 第2弾。人生の教訓となる言葉と、その言葉にピッタリの猫の写真、裏面にはその言葉に沿った偉人のエピソードと名言。こういう本にありがちな説教臭さを、猫の絶妙な写真が中和してくれる。
読了日:12月6日 著者:水野敬也,長沼直樹
 
深夜百太郎 出口
深夜百太郎 出口
★4 夏に毎夜Twitterで発表されていたショートショートの百物語の50篇。奇妙な味のホラー短編という感じで、でも語り口がカラッとしてて読みやすく、どれも面白かった。Twitterでも時々読んでたけど、短文が細切れに続くので話は面白いけどちょっと読みにくくて忘れてしまっていたから、まとめて読めて良かった。一気に読んでしまった。先に後半の『出口』の順番が来てしまったけど、早く『入口』も読みたい。
読了日:12月7日 著者:舞城王太郎,MASAFUMISANAI
 
D町怪奇物語 (幻冬舎文庫)
D町怪奇物語 (幻冬舎文庫)
★3.5 作家デビュー前の作者が、店長をしていたD町のバーで見聞きした、怪談・奇談13編。実話か創作かは曖昧。誰かが亡くなったりする話もあるから、実話なら恐ろしい話もあるけど、なんとなくフィクション感の方が強く、気楽に読めた。軽いホラー短編集といった感じ。『夫婦幽霊』には笑ってしまった。結局どうして幽霊になりあんな会話をする事になったのか気になる。
読了日:12月7日 著者:木下半太
 
うさぎは月のゆりかごに眠る
うさぎは月のゆりかごに眠る
★4 沈金という漆塗りの技法を使って描かれた絵本。黒と金のコントラストが美しく、作品の雰囲気は怪しくもあり、ユーモラスでもあり。《月で眠っていたウサギに、蜂が助けを求めに来る。クジラのシャックリが止まらない!このままでは地球が危ない!》話の流れ自体はベーシックだけど、出てくる動物や描写、関わり方が面白くて展開が楽しい。絵本としてしっかり成立しつつ、アートとしても素晴らしい。ただ、虫苦手なので再三登場するヤミクモにはゾワゾワした(笑)。
読了日:12月28日 著者:鳥毛清
 
てっぺんねこ (海外秀作絵本)
てっぺんねこ (海外秀作絵本)
★4 タイトルと、表紙の猫が以前飼っていた猫にそっくりなのに惹かれて。《マンション?の最上階に住む猫は、バルコニーから屋根を伝って高いビルの上に登るのが好き。ある時目の前に現れたハトに、眠っていた何かが目覚めて…!》ハラハラしました(笑)。一度で懲りてないのかと思ったよ(^_^;) ところどころのユーモラスな表情が可愛かった。
読了日:12月28日 著者:C.ロジャーメイダー
 
ホピ族の精霊 カチーナ人形
ホピ族の精霊 カチーナ人形
★3.5 郷土玩具の博物館で見たカチーナ人形に惹かれて、図書館で借りてみた。博物館は一部屋丸ごとカチーナだったので、膨大な種類の人形が並んでいて圧巻だった。この本では28種に絞ってある。物足りないけど、1つ1つがアップで見られるので、造形の面白さが分かりやすかった。カチーナ人形は、デザインといい、色彩といい、すごくマンガやアニメの造形に近く、感覚的に馴染みやすくて、個性豊かで見ていて飽きない。巻末には、ホピ族の解説や古い写真が載っている。できれば全種類じっくり見られる図鑑のようなものが見てみたいなぁ。
読了日:12月28日 著者:

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コメント
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