日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

ドラマ版火村英生 ■Twitter,12/19

2015-12-20 | Twitter

ドラマ『火村英生の推理』のCMが流れてたけど、やっぱりイメージ違いすぎて嫌な予感しかしない。(>Д<;) →bookmeter.com/post/13/133278… #bookmeter


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月に読んだ本

2015-12-02 | 本と漫画の話

11月も忙しくてあまり読む余裕がなく、でも好きな漫画の新刊がいくつか出たので、数だけは稼いだ感じです。
有栖川有栖の『鍵のかかった男』は、ここのところ小説はご無沙汰だったので、久しぶりのがっつりした小説(ミステリ)でした。
休日一日つぶしましたけど、やっぱり読書はいいなぁと思いました(*^^*)



2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:1759ページ
ナイス数:269ナイス

むしのほんむしのほん
★3.5 《仲良く暮らす虫たちの近所に、黒い虫が現れて…》共同体に混じる異分子と、どう対峙するか。子供だったら、ストレートにめでたしめでたしと受け取るだろうか。大人は多分砂を噛んだような後味の悪さを感じる。平穏な生活を壊される。しかもそこに悪意がある。(ここも深読みすれば、言語が違うなどのコミュニケーション不全から起きた不幸かも、とか考えられる)歩み寄る努力はしたけど、どうしても受け入れ難い相手。排除しちゃえば楽になるよね…。ディベートの教材とかにしたら、白熱しそう。
読了日:11月1日 著者:エドワードゴーリー
 
ナイアガラの女王
ナイアガラの女王
★3.5 ファンタジックな作品が多いオールズバーグが、実話に挑戦。ナイアガラの滝を樽に入って下った女性の話。前代未聞、無謀過ぎるチャレンジ。しかもその人はどう見ても普通の老女。破天荒で恐ろしく勇気のいる冒険に挑む、その理由が打算的なところがまたリアル。彼女の挑戦と目論見は成功するか?事実は小説より奇なり。
読了日:11月1日 著者:C・V・オールズバーグ
 
あっ! 妄想グルメだ! なにコレ!?と見て食べて驚くレシピ
あっ! 妄想グルメだ! なにコレ!?と見て食べて驚くレシピ
★4 YouTubeの動画で話題になった、「妄想グルメ」のレシピ本。表紙の親子ホットドッグや、他の食材で作るなんちゃって寿司、大きな富士山ゼリーなど見た目がユニークな料理、恵方巻きロールケーキやツリーグミなど季節のイベント向け料理、厚焼きホットケーキやかりんとう饅頭などお店の味を再現してみた料理etc.「いちごマン」や「ふわちゃん」などのオリジナルキャラクターものも可愛い。「こんなの作ったら面白いかも」と思いついたものを、家族も総動員で本気で作っちゃう。見た目が面白いだけじゃなく、結構使えそう。
読了日:11月3日 著者:いとうりえこ
 
MOE特別編集 I LOVE 猫絵本 (白泉社ムック)
MOE特別編集 I LOVE 猫絵本 (白泉社ムック)
★4 酒井駒子さんヒグチユウコさんの描きおろしポストカード(4種ずつ8枚)もたまらんし、「ヒグチユウコと猫の仲間たち」も、登場する方々の愛猫をモデルにしたイラストとか羨ましすぎるし、酒井さん池田あきこさんミロコマチコさん町田尚子さんetc.大好きな猫絵本作家さんが目白押しだし、もちろん猫絵本もいろいろ紹介されていて、身悶えするような素敵な内容。「あ〜、こんな猫の絵が自分でも描けたらいいのにっ!!」と思う。
読了日:11月10日 著者:ヒグチユウコ,酒井駒子
 
フクとマリモ
フクとマリモ
★4 猫とフクロウが似てるのは前から思っていたけど、スコティッシュだとますます似てる!似た者同士の可愛らしいツーショット満載で癒された。裏表紙にもある、肩を抱いてるショットが最高に可愛かった!
読了日:11月12日 著者:五十嵐健太
 
[現代版]絵本 御伽草子 付喪神 (現代版 絵本御伽草子)
[現代版]絵本 御伽草子 付喪神 (現代版 絵本御伽草子)
★4 人気作家とイラストレーターがコラボして描く、現代版御伽草子。シリーズで何冊か出ているみたい。舞台は一応平安の頃らしいけど、「え、マジすか。うわっ、やばっ」などと砕けた言葉で話す器物、スプラッタではちゃめちゃな展開など、パンクな感じに仕上がっている。石黒さんのイラストも、付喪神達の可愛らしさもありながら気持ち悪い(褒めてます)造形が話の内容とマッチしてさすが。大人がニヤリとしながら楽しむ絵物語。
読了日:11月24日 著者:町田康,石黒亜矢子
 
ながぐつボッチャーン
ながぐつボッチャーン
★3.5 川に落ちた赤い長靴、色んなものに出会い翻弄され流されていく。描かれる景色はなんだか怪しく、明らかにこの世のものではなさそうないきものも…。最後に現れた男の子も、まさか、もしかして…? 絵の迫力がすごい。
読了日:11月24日 著者:軽部武宏
 
[現代版]絵本 御伽草子 象の草子 (現代版 絵本御伽草子)
[現代版]絵本 御伽草子 象の草子 (現代版 絵本御伽草子)
★3.5 人気作家とイラストレーターがコラボして描く、現代版御伽草子シリーズ。語り手は象の法師。『付喪神』とは打って変わって、語り口は風雅な雰囲気。長く続いていた「猫を紐に繋ぐこと」というお触れが解除され、自由になった猫達は鼠獲り放題。師匠の高僧のもとに、困った鼠法師が相談に訪れ、それを伝え聞いた猫法師も言い分を訴える。師匠は両者の間でどう折り合いをつけるか?ところで「あんもらか」とは何なのか。美味しそうじゃないか。と思って調べたら、どうやらマンゴーの事らしい。納得。
読了日:11月25日 著者:堀江敏幸,MARUU
 
オデット ODETTE(1) (ポラリスCOMICS)
オデット ODETTE(1) (ポラリスCOMICS)
★3.5 本屋で試し読みの冊子を読んで、久しぶりに衝動買い。なぜか猫頭の彼氏と、ドジでちょっとおバカな彼女のほんわかライフ。猫氏は、こんな彼氏私も欲しいよ!と思うようなよくできた男。失敗しても寛大で、さりげなくフォローまで入れる。最初、彼女が顔も言動も幼いから、大学生くらいかと思ったら、社会人!仕事できてるのか?と思うほど頼りないので、大人な猫氏と釣り合い取れてない気がしたけど、本屋さんの話で自然と猫氏の喜ぶことができていた事に驚いて、お似合いだなと思った。もう少し爆発力のある笑いがあったらハマるかな。
読了日:11月26日 著者:日当貼
 
聖☆おにいさん 通常版(12) (モーニング KC)
聖☆おにいさん 通常版(12) (モーニング KC)
★3.5 久しぶりの新刊かな?少しマンネリ化してる気がするけど、相変わらず面白い。ネタがだんだんディープになってきて、ついに北欧神話の神まで登場。蘊蓄っぽいネタは嫌いじゃないので、どんどん細かいとこまで掘り下げて続けていただきたい。
読了日:11月26日 著者:中村光
 
よつばと! (13) (電撃コミックス)
よつばと! (13) (電撃コミックス)
★4 待ち遠しかった13巻、長かったよ。読み終わってしまって、ああ、これでまた次もだいぶん待つのかなと途方にくれるほどに。今回はよつばのばーちゃん登場。顔は怖いけど厳しくも優しいさばけた感じのお方。しかもオシャレ!!こんな歳の取り方をしたい。よつばの「そうは おもわない」には噴いた(笑)。「ばーちゃんちの あさのおとだ」にはほっこり。帰っちゃう日、お別れが本当に辛かったのは、ばーちゃんの方だったのかも。
読了日:11月28日 著者:あずまきよひこ
 
鍵の掛かった男
鍵の掛かった男
★4 作家アリスシリーズ。《中之島の老舗ホテルに長期滞在していた男が首を吊って死んだ。自殺と判断されたが、故人と交流のあった女流作家は納得せず、有栖を通じて捜査を依頼する》
多忙な火村に代わり、前半は有栖が一人で関係者の話を聞き、故人の過去を洗い出す。火村が出てくるまでに、かなりの情報を掴む有栖が新鮮。男の過去が少しずつ明らかになっていく過程は面白かった。犯人は分からなかったけど、真相に至る大きな鍵となる謎は、早い段階で推測できたので、そこになかなか思い至らない有栖の鈍さにはちょっとモヤモヤした。
犯人の動機は人ひとり殺すには弱い気がしたけど、実際に事件のニュースを見ていると、「そんなことで人殺すの?」と信じられないような殺人事件もよくあるもんなぁと思い直す。あまりに利己的で短絡的で、とても理解できなかったけど。

読了日:11月30日 著者:有栖川有栖
 
凄い!ジオラマ
凄い!ジオラマ
★4 ネットやテレビで話題になったジオラマ作家「情景師アラーキー」さんの作品集。写真だけかと思ったら、作品製作の動機や背景、こだわった部分などもエッセイ風に綴ってあって、興味深い。空き缶、潰れたタイヤ、錆の表現など、「どうやって作ったの?」と気になる製作過程や、使用している道具・画材類も掲載されていて、文章がある程度ボリュームがある分、収録作品数としては少し物足りなさがあるような気がしないでもないけど、トータルで満足感があった。
読了日:11月30日 著者:情景師アラーキー
 
はじめての木彫りどうぶつ手習い帖
はじめての木彫りどうぶつ手習い帖
★3.5 動物の木彫作家はしもとみおさんの作品集かと思いきや、実際に製作してみよう、というレクチャー本だった。(巻末に作品ページもあり) ねこのブローチ、子ペンギン、眠るねこ、ブランコに乗ったクマ、ロバの5点の小さな動物彫刻が作れる製作工程が掲載されている。といっても、素人にはハードル高そう。少し彫刻かじったけど、比較的造形に自由がきく粘土(塑像)と違って、木彫はかなり難しかったから。ただただ、出来上がっていく工程を「はー、すごい」と見て、見事に形が浮かび上がってくる工程に溜息つくばかりだった。
読了日:11月30日 著者:はしもとみお

読書メーター
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水木御大… ■Twitter,11/30

2015-12-01 | Twitter

水木しげる御大の訃報に接して。幼い頃、アニメ版鬼太郎の暗く怪しく、でもオモチロイ世界に触れたことは、少なからず今の私の趣味趣向に影響を与えました。漫画にも魅せられました。自分のパーツが一つ欠けたような寂しさですが、御大は生きながら妖怪のような存在感でしたから、なんとなく棲家をあちらに移しただけのような気もします。どうか向こうで楽しくお過ごしください。 →bookmeter.com/post/13/132404… #bookmeter


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする