ホーリーの日々

体重測定15&染める

母が、今年中に、
もう一度、白髪を染めて欲しい!
と言っていたから、染めた。根元の、白髪部分のみ。
最近は、
グレイヘア(Gray Hair)にされる方も
増加傾向にあるらしい。
母も、
「ねぇ?
このまま何も染めないで、
グレイヘア!にしようかしら?
どう思う?」と。
「うーん、
似合わないんじゃないかな?」
ってことで、グレイヘアは、諦めた様子。
仕上がりは、綺麗に染まってくれた。
私は、プロだから当たり前だけどね。

母のように、白髪染め!なら仕方ないけど、
それ以外の理由で、髪を染めることについては、
あまり賛同は出来ない。

外出をしていると、
時折、茶髪に染めた子供!を見かける。
小さな子供の毛染めは、
明らかに、その親御さんが、
子供の髪を染めているケースが多い。
美容室での、子供の毛染めは、
施されることが少なく、
殆どのケースで、断らせて頂くのだ。
美容師時代、私自身も、
親御さんから施術して欲しい!と
お願いされた時もあったけど、
キッパリと、お断りさせて頂いた。

毛染め!って、オシャレ感覚なんだろうけど、
子供に対しては、絶対に厳禁なこと。
想像している以上に、危険な美容薬剤だからなのだ。

ブリーチ(脱色剤)って、
過酸化水素水
(H2O2 、オキシドール)+アンモニア
に加えて、過硫酸塩が入っている。
毛染め中の、強い刺激臭の原因は、
このアンモニアによるものだ。
目が、滲みる方もいらっしゃる。
それに、
過酸化水素水(オキシドール)は、
皮膚に付着すると、
痛みを伴い、白斑が生じる場合もなくはない。
頭皮が、ヒリヒリと痛いのは、
この過酸化水素水が、頭皮を溶かしているから。
こんな劇薬を、子どもの皮膚に塗布すると、
まだ頭皮が未熟な為、柔らかく薄い。 
化学物質の影響をかなり受けやすく、
染髪による、
接触皮膚炎になる可能性も否定出来ず、
非常に危険が伴うのだ。
これ等の理由から、
怖くて、どうしても施術が出来ない。

そうそう、
書いてるうちに思い出した。
当時、近くの美容室で、
お客様の強い要望により、
そのお子さまを脱色した。
施術の際に、
過酸化水素水が入ったらしく、
片方の目を失明された。
その後、訴訟問題に発展して、
施術した美容師に対し、
億を越える額の支払いを命じられたそうだ。
このトラブルを、
当時の店長から聞かされていた為、
余計に、お断りすることが増えていた。

勝手な意見だけど、
この場合は、要望なんだから、
美容師に非はないでしょう!と。

それに、
思春期前の子供の髪質って、
弾力、キューティクル、
最高の状態だから、
わざわざ染めなくても、
ナチュラルが一番、可愛い!!
大人になったら、嫌でも染めなきゃ!
となるから、
今しかない髪質、
大切にしてあげて欲しいなぁ!!

それと、今日の体重は、、、
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