ホーリーの日々

完膚なきまで

数日前、落ち込むニュースがあった。

水道局の職員3名が、難病を持つ同僚に対して、
「どうせ死ぬんやから」とか「ハゲ」と
大声で発言していたそうだ。
鍋の中で煮えたぎる「しらたき」を首に落として、
火傷を負わせた!とか、、

これらの行為について、3名の職員は、
コミュニケーションの一環だった!と。

市は、停職処分としたそうだけど、、、

個人的な意見だけど、
難病になると、
治療法が確立されてないし、
お薬も無いことが多いし、
身体の症状も少しずつ辛くなるし、、
そして何よりも、
ライフスタイルが大きく変化する。

そんなだから、
上記の様な行為が無くても、落ち込むことばかりなのに、、、。
もし、自分だったら、、、?
立場を置き換えて考えて欲しいなぁ。

私自身が難病になり、入退院を繰り返したりして、
長期療養が必要になると、
家族はもちろん、職場の同僚にも、
多大な迷惑を掛けてるから、常に申し訳なく思っている。

職場での居づらさ?に関しても、全く無い!と言ったら嘘になる。

今まで書いてこなかったけど、、、

昨年末、退院して職場に復帰すると、
私が仕事で使用している「名前の入った引き出し」も、
名前のシールを剥がされて、引き出しまでも削除されていた。
それにより、随分と仕事がやりにくくなっているが、、、、
これに関しては、とても大きなショックだった。
でも、
そんなこと気にしてないよ!みたいな態度で、
極力、明るく笑顔で貫いているけどね。
 
まぁ、一部の同僚達がやってる行為で、
皆が皆、敵じゃないし。
精一杯、助けてくれる人もいるから、
今も辞めずに頑張れてると思う。

そもそも、、難病と仕事の両立って、
周りの理解を得るのが非常に困難なことなんじゃないかな?

ってか、私の場合は、小さい頃から、
両親とも離れて育って、ずっと孤独だったから、
そんな環境には慣れっこだし。
ある程度は、免疫があるのかも(笑)

たとえ、
同僚から情報が入って来なくても、
知らぬが仏で、知らないが良い時もあるし。
考え方次第では、気楽かな?

基本、人間は本音と建前で生きてるけど、
病人に対しては、本音だけになる傾向があるんじゃないかな?
同僚、友達、私(患者本人)に関わる人達、、、。
それは良い意味でも悪い意味でも、、、
各々の本音が見えたような気がする。
うーん、まぁ、
色んな考え方の人がいて、当然のことだろうけどね。

それにしても、
今回の「どうせ死ぬんやから」との発言は、
さすがに憤りを覚えた。
「しらたき」も熱かったろうに、、、。
完膚なきまでにされて、辛かっただろうなぁ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「糖尿病内科」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事