エントランスにて、
駄菓子屋さんが、お店を出していた。
駄菓子屋さんは、
最近、めっきり見掛けることが減った。
私達の世代が、おそらく最後だったのだろう。
懐かしくて、思わず立ち寄り、
買い物した。
その中には、型抜きも、、、、。
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小さい頃、1日、103円をもらい、
(当時は、3%だった)
お友達と、よく足を運んだものだ。
また、遠足の時などは、
学校の決められたお小遣い、
基本515円だったが、
子供にすれば、大金なのだ。
私は、もう嬉しくて嬉しくて、
ルンルン気分になり、買い物していた。
駄菓子屋さんって、
お菓子を買う時にも、
100円で、何を買えるか、
アレとコレと、、、、と考えながら、
足し算しながら、
買わなければならない。
子供達は、買い物を楽しみながら、
同時に、計算を学ぶ場でもあったのだろう。
お店のオジサンやオバサンとの会話も
親には内緒のお話をしたりして
とても楽しかった。
そんな場所が、今や、
スーパーの中に入り込み、
保護者の方達が、
子供の分を買っているのを
目にすることが増えた。
子供が減ったのも、
駄菓子屋さんの減少に影響しているのだろう。
個人的には、
もう一度、復活して欲しいなぁ~!
ちなみに、
兄は、私と同額の100円だったが。
父の子供の頃(昭和20年代後半)、
お小遣いは、
1日、5円が相場だったようだ。
父いわく、
飴や饅頭が、10個も買えたとか。
母の子供の頃(昭和30年代前半)、
お小遣い、10~20円が相場らしい。
この母いわく、
タコ焼きが、一個1円だったとか。
飴を舐めながら、紙芝居を見てたらしい。
当時の、お小遣いを聞くと、
その時代の物価が見えてくる。
今じゃ、5円では、
消費税にもならないけどね(笑)