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おもしろかったドラマ・バラエティ*2024

2024-08-29 | テレビ/ドラマ/DVD
2024年に観たドラマ・バラエティの中で印象に残ったもの。備忘録として【あらすじ】【感想】をざっくりと書いておきます。
視聴はリアルタイム、録画のいずれかで。

ネタばれがありますのでご注意ください。
文中のお名前は敬称を省略させていただきます。





【あらすじ】
その20「あずきとぎ」
僕は夏休み、おじいちゃんの田舎に遊びに行く。何もないけど自然がいっぱいで楽しい。
でもそこで「しょきしょきしょき」という音が聞こえてきて…。

その21「こっちをみてる。」
私はなんだか熱っぽくて保健室へ。保健室の先生はなにかとおしゃべりしているみたい。
でも誰もいないのに…。

その22「かくれんぼねこ」
りんちゃんは縁側でお人形遊び、庭に猫がやってきて「りんちゃんかくれんぼしよう♪」と誘う。鬼は猫、りんちゃんは猫から逃げる逃げる。
捕まる!と思った瞬間…。

【感想】
シーズン1からずっと見続けている『怖い絵本』。絵本がアニメーションになっている不思議な映像がぞわぞわしつつも好きだ。
この絵本は子供向けではあるけど大人も楽しめる。子供も大人も怖いもの(現実に起こらなければ)ぞくぞくしつつ楽しいのだと思う。ホラー映画やドラマ、落語、舞台の題材になって連綿と続いているのはそういうことなのだろうな。





【あらすじ】
露伴邸の近くにひっそりとオープンしたイタリアンレストラン。その店を訪れた露伴(高橋一生)と京香(飯豊まりえ)が出会ったのは、供する料理で客の体の悪いところを改善させる不思議な力を持ったシェフのトニオ(Alfredo Chiarenza)だった。
トニオは露伴に、どんな病気でも治してしまうという伝説のヒョウガラクロアワビを手に入れようと密漁を持ちかける。実はトニオには、重い病気を抱えたフィアンセ森嶋初音(蓮佛美沙子)がいたのだ。

【感想】
第一期からずっと観ているこのシリーズ。ほどよい不気味さがあるブラックファンタジーがお気に入り♪
高橋一生演じる岸辺露伴のエベレストよりも高いプライドと傲慢な面倒くささ。ほかに演じる俳優が思いつかない。
また続きが観たいな~♪





【あらすじ】
美貌で男を虜にし、やがては取り殺す。それが飛縁魔(ひのえんま)の女。
江戸の町で夜な夜な発見される黒こげ死体。誰がどうやって大の男を燃やしたのか?色町で評判の白菊(小島聖)なる仕業との目撃情報もあるが…。おぎん(小池栄子)にまで疑いをかけられ、ついに動きだす又市(渡部篤郎)たち。
同心・田所(遠藤憲一)の家に転がりこんだ謎の女おきく、白菊を待ち続ける大店の金城屋。白菊の正体とは?複雑に絡んだ謎の真相やいかに。

【感想】
時代劇娯楽作品として楽しめた♪ ちょくちょくしつこいくらいに入るギャグ的な演出に見覚えがあるな~と思っていたら、やはり堤幸彦監督作品だった。『ケイゾク』『TRIC』『SPEC』とかの香りがほんのり~としたし。
夏といえばやはり京極夏彦作品が恋しくなる。CS時代劇専門チャンネルでも怪談作品が新旧問わず多い。録画して午後の時間帯にアイス片手にぼ~っと観るのはよいな♪





【あらすじ】
コロナ禍で中止が続いていた花火大会だったが、昨年、満を持して開催。それを機に、花火職人として仕事へのやる気にみなぎっていた望月星太郎(高橋一生)だったが、現在は、自室に引きこもる生活を送り、望月煙火店は開店休業状態に。自堕落な生活を送る理由は、花火大会後に星太郎に殺到した取材と、子どもの頃からの彼の性格が関係していて…?
一方で、住み込みで働く星太郎の弟子・水森ひかり(本田翼)は他店で花火職人としてバイトに励んでおり、そのことで改めて望月煙火店の技術のすばらしさに気付いたと星太郎を諭すのだった。同じ頃、久しぶりに望月航(橋爪功)の幽霊が2人の前に現れる。やる気のない星太郎の姿を目の当たりにした航は、煙火店を畳んでしまえと毒づくが、それを受けた星太郎は、航の本心に気付き、ひかりに婚活の相談を…!?
そんな時、謎の女性・野口ふみか(宮本茉由)が突然、望月煙火店にやってくる。なんと彼女は、星太郎に弟子入りを志願するばかりか、いきなり結婚を申し込んで――?

【感想】
前回からの続編。恋愛ものじゃないドラマに恋愛要素が入ってくると、途端に話がつまらなくなりがちなので少々構えていたがおもしろかった。
星太郎、航、水森のトリオは息もぴったり♪ 後から入った野口も可憐な容姿なのに残念な感じがよい♪ 花火のレシピを盗むのはだめだけど。
目が泳ぐ高橋一生、ひょうひょうとした橋爪功、さばさばな本田翼の演技がよいな~。ドラマは脚本、演出も大事だが俳優の力は大きいと改めて思う。
続編希望♪




【あらすじ】
強固な警備でガードされた外国の病院に、黒マントを羽織った怪しげな男が現れた。彼の名はブラック・ジャック(高橋一生)――法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医だ。人目を忍んで彼を呼び出したのは日本の法務大臣・古川正文。実は、息子の古川駿斗が旅行中に危険ドラッグ運転で事故を起こし、あらゆる臓器が激しく損傷。今しがた発生したドナーから臓器をすべて移植し、駿斗の命を救ってほしいのだという。そんな古川に、ブラック・ジャックは「息子さんの命はいくらですか?」と尋ねた上で合意。極秘手術を引き受けるのだが…。
ほどなく日本へ戻ったブラック・ジャックは研修医・長谷川啓介と出会う。実は啓介、服役中の友人・後藤一馬が自殺したと知らされるも納得がいかず、骨壺の中に入っていた“あるもの”を頼りに、ブラック・ジャックにたどり着いたのだ。だが、知らぬ存ぜぬの態度で啓介をあしらうブラック・ジャック。ますます一馬の死に疑念を募らせた啓介は、ブラック・ジャックにつきまとい…!
そんなある日、ブラック・ジャックにサラリーマン・六実明夫から依頼が舞い込む。かつての美貌は跡形もなく…。顔面が恐ろしく変形する奇病=獅子面病に苦しむ妻・六実えみ子(松本まりか)を治療してほしいというのだ。の“かわいい笑顔”を取り戻したいと必死に訴えつつも、提示された莫大な治療費には尻込みする明夫。そんな夫の姿を目の当たりにし、えみ子も治療を諦めようとする。だが、自らの見目形に複雑な思いを抱えるブラック・ジャックの助手・ピノコ(永尾柚乃)は、えみ子の秘めたる思いに共感。治療を引き受けようとしないブラック・ジャックに食ってかかり…!?
直後、えみ子は以前から世話になっている医師・キリコ(石橋静河)に連絡を入れる。ところが何を隠そう、キリコは“安楽死”を秘密裏に請け負う人物。しかもブラック・ジャックの宿命的ライバルで…!

【感想】
原作が好きな読者だけど「ん?」みたいな違和感は感じなかった。一部の方々がドクター・キリコが女性になっていたことで炎上していたようだが、そんなに違和感はなかったかな~。むしろ柔らかい感じがしてよかったと思うのだが…。
若く美しい女性の顔が変形していく病気に罹患し、治癒の見込みがない現実とどう向き合って生きていけばいいというのだろう?
ドクター・キリコを呼んだ気持ちは察するにあまりある。ありすぎる。
主演の高橋一生は相変わらずよい。複雑な人間性、表には出さないが秘めた想いを表現できる素敵な俳優だと思う。
ピノコが可愛かった♪ 「アッチョンブリケ!」
ドクター・キリコ役の石橋静河もよい俳優だと思う。繊細で透明感があって。
彼女も最近多い二世俳優で「親の七光り」どころか「十四光り」。そんなことを感じさせないところがすごいな~。
余談だがほかに「十四光り」には趣里がいるけど、彼女も全然感じさせないのがすごいと思う。


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