『蜷川実花 瞬く光の庭』を東京都庭園美術館で観てきました。
感想を備忘録として書きます。
※文中の敬称は省略させていただきます。
感想を備忘録として書きます。
※文中の敬称は省略させていただきます。
【感想】
蜷川実花の写真展には今回初めて行った。監督された映画は何本か観たのだが。蜷川実花といえば極彩色!みたいな印象があったが、思っていたよりおちついた感じ。カラフルには違いないが。
パネルに近づいてよく観ると、結構粒子が荒い。これは意図してのことなのだろうか…? このへんのところは説明がなかったのでよくわからない。
自分がフォトスクールで習ったのは、水平をとる、枯れた花や葉は入れない、背景をうるさくしない、枝にも留意するなどと教わった。このセオリーにはあてはまらない写真が多かったので、そういうことよりも、もっと大切にしていることがあるのだろうと感じた。
「写真にルールはない」のだなと改めて。
「写真にルールはない」のだなと改めて。
スクリーンに映し出されていた映像は、万華鏡を覗いているような感覚に陥った。スクリーンは交互に何枚か立ててあり、鑑賞する人たちが回遊できるようになっている。その人たちのスクリーン越しのシルエットも、作品の一部として計算されていたと思う。
【画像】
東京都庭園美術館 本館は旧朝香宮邸。ひとことでは言いあらわせない歴史の重みを感じさせる建物。調度、照明、付帯設備、金具などのひとつひとつに至るまで、匠の技と美しいアールデコの趣味が感じられる。もう今では同じものを作ることができないのでは…。
撮影可のところだけ撮影したので貼っておく。室内なので暗かったり、狭い場所ではこれ以上下がれなかったり、画角が限られたりとなかなか難しかった。
旧朝香宮邸 重要文化財(建築物)。うっかり壁に背もたれしても、スタッフに注意されるのでお気をつけて。
東京都庭園美術館 本館の外観。オフホワイトに黒の窓枠がスタイリッシュ、玄関ポーチ、アールのところも素敵♪
玄関までは長く広い通路が続いている。周囲はもはや森、緑に囲まれた館。
玄関ポーチ横に鎮座している狛犬。吽形。珠を右足で押さえて。
玄関ポーチ横に鎮座している狛犬。阿形。子犬を左足で押さえて。
玄関ホールの床。幾何学模様のモザイク。陶器タイルではなく、色味が違う石を用いて作られているということに驚く。
飾り窓。乳白色のレリーフがはめこんである。モチーフは天使かな?
階段の壁。シルエットのような透かし彫り風の装飾。美しい♡
天井の埋め込み照明。和洋折衷でモダン♪
高い天井にまで届くような窓とローマンシェード。優雅♡ 窓ガラスも型ガラスで雰囲気が素敵♪
曲線とすりガラスが素敵な天井の照明。美しい♡
星のモチーフで構成したステンドグラスの照明。白い天井にステンドグラスの色がほんのり。。と浮かび上がって幻想的♡
チケット1400円。要予約。
フライヤー表。
フライヤー裏。
展覧会ガイド。持ち歩いていたからしわしわ~。
広い!
ショップで購入したもの。写真集『花、瞬く光』2640円とポストカード2枚。
旧朝香宮邸のポストカード1枚220円♪
それぞれ思い思いに鑑賞して~ショップでお買いものして~近くのお店 Kitchen bar 新目黒茶屋 でランチ♪ 楽しかった~♡
ひとりで出かけるのもいいけど、仲間と一緒も楽しいね♪
スパイシーチキンカレー♪ おいしゅうございました♡
店内は独特な雰囲気、エキゾチックで多国籍風。スパイスな香りが充満して♪
【リンク】
公式サイトはこちら。→ 「東京都庭園美術館 / 蜷川実花 瞬く光の庭」
特設サイトはこちら。→ 「蜷川実花 瞬く光の庭」
インタビューはこちら。→ 「蜷川実花インタビュー 蜷川実花 瞬く光の庭」