6/13(火)ツレと花菖蒲祭りが行われた袖ヶ浦公園・菖蒲園に行き、花菖蒲を鑑賞しました。ここには花菖蒲15000株が植えられており、鮮やかな花を咲かせています。
また菖蒲園にはスイレン(睡蓮)も花菖蒲に負けず楚々とした花が開花し、素敵なコラボを奏でています。花菖蒲は見頃を少し過ぎていましたが、スイレンは今が旬、美しい花が撮影出来ました。
この光景を見ているとフランスの画家クロード・モネの『睡蓮』を思い出しました。モネは日本の浮世絵を愛好し、モネの描く絵にも遠近法を排除した画面構成等浮世絵の影響が指摘されています。
スイレンは水の上に浮かぶように花が咲く水生植物。古くからエジプトでは神聖な花として尊ばれてきました。世界中に分布し50もの種類があるそうです。しかし日本では1種類、ヒツジグサのみが自生しています。ただ多数の園芸品種が作り出され鑑賞されています。
また花菖蒲とスイレンの咲く菖蒲園横にはメタセコイヤが植えられ異彩を放っています。そしてこの木は生きた化石と呼ばれる貴重な樹木です。
またスイレンの花は昼に咲き、夕方になると徐々に花が閉じて行きます。その様子が眠っているように見えることから「眠るハス」すなわち「睡蓮」と名付けられたようです。
入園から1時間位で、袖ヶ浦公園の花菖蒲とスイレンを鑑賞する散策を終えました。天候が曇りで光が殆ど無い日でしたが、美しい花が時折見せる素敵な情景に大満足し帰宅しました。