よく晴れて気温も上がった3/1(金)ツレと木更津市太田山公園にある旧安西家住宅を訪問しました。ここ旧安西家では、毎年華やかな段飾りのひな飾りを楽しむことが出来ます。
標高44mの太田山公園は市内の眺望が最高。この日もアクアラインが日の光を受けて白く輝いていました。そしてここにはきみさらずタワー(高さ28m)が立っています。その先端には日本武尊命と弟橘媛の像が設置され、木更津市のシンボルとなっています。
きみさらずタワー横の坂道を下ると旧安西家です。立派な茅葺き屋根が見えてきます。
訪問したのは午後1時10分頃ですが誰もいません。土間に入ると奥に大きなお釜が置かれているのに目を惹かれます。
土間から黒光りのする24畳大の「ひろま」にあがります。そこにはお目当てのひな飾りが鎮座しています。その手前には囲炉裏があり、江戸時代を思わせる空間が広がっています。
ひな飾りは7段のものが2組置かれています。黒光りのする床にはひな飾りが写っていてとても優雅です。
3月3日は上巳(じょうし)の節句です。この節句は、旧暦3月の巳の日に厄除けを行っていたことに始まると言われています。現在は3月3日に、女の子のいる家庭でひな壇を飾り、穏やかな成長を願う行事になっています。
ひな飾りを見た後、旧安西家住宅の庭に出て紅梅を観賞。太田山公園で休憩してから、ひな飾りの余韻に浸りながら帰宅しました。