光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

セイタカシギの抱卵①-木更津市

2024年05月29日 | 日記

 5/11(土)午前7時頃、久しぶりに木更津市長須賀の蓮田を訪ねました。この日は5月には珍しく空気が澄み、富士山を見ることが出来ました。

 また蓮田の側にはJR内房線が走っているのですが、丁度東京方面行きの電車が通過していきました。蓮田にはアオサギとセイタカシギがいましたが、電車が通過しても臆する事はありません。慣れていますから、悠然と餌を探していました。

 毎年セイタカシギが来る5月頃、長須賀地区をツレと訪問するのですが年々蓮田の面積が少なくなり、田んぼや荒れ地が増えていきます。長須賀の木更津レンコンと言えばトップブランドでしたが、今は見る影もありません。

 荒れた蓮田を歩いていると、ヨシキリが大きな声で鳴き始めました。あまり人が来ない地域なので警戒しているようです。それに普段姿を見せない鳥ですが、珍しく私たちの側で姿を見せて鳴いていました。

 今は使われていない蓮田池には、セイタカシギの巣があり親が卵を温めていました。こういう光景を見るのは2年ぶりです。

 巣の側には雄のセイタカシギがいて警戒しています。他にはアオサギやカルガモもいますが、巣に近づく事はありません。甲高い声で「ケレッ ケレッ ケレッ」と鳴きながら追い払われてしまいます。

 セイタカシギは体長約37cmくらいですが、カルガモの上にのったり大きなアオサギを追いかけたりしています。驚きました。



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