まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

コロッケパンと月の道

2016-03-22 07:03:03 | 読書
三連休明け、しかも移動届提出締め日明け、
朝っぱらから日記書いてる場合じゃないのに
わざわざMACからアクセスしてる私は
現実逃避を絵に描いたようだ。
でもなんか日記でも書かないことには
とりかかれない山ってない?あるでしょ?

カテゴリー読書にしたけどこれ漫画だから
読書じゃないな。
海街diary7 あの日の青空 吉田秋生さん作
この人も手が遅い人だよね。
4姉妹のお話。だいたいありがちなエピソード。
繋ぎ方がうまいといつも思う。
たとえばコロッケパンとかね。

わりと最近知ったのだけど
隣町 白楽にコッペパンの店があるの。
かなり大ぶりなパンにいろんなものを
挟んでくれる。
定番のあんマーガリンは、こしとつぶが選べる素晴らしさ。
季節限定ラムレーズンなんていうのもある。
注文受けてから作るのと
コロッケ210円っていう優秀なコスパで
常に並んでる。
たまに食べたくなるんだよね、コロッケパン。
なんでだろう。メンチとかチキンカツじゃないの。いもなの。

姉たち3人の大量オーダーを受けて
彼氏と一緒に運搬する末妹。健気。
妹を使い走りにできるのって仲良しな証拠かな。
わたしはできない、できなかった。
いまから思い返すとほんとうに、
なんでもっと妹らに優しくできなかったかなあと思う。
同じ小学校行くのに、朝わざと振り切って出かけたり。
一緒にお風呂入るとわざと場所をいっぱいとって
バスタブに浸かってみたり。
ああ、いっこいっこがしょぼい。
でもめげずにくらいついてくるんだな、妹って。
わたしの友達にも「はるこおねえちゃん」とかって
べたべたするもんだから、受けがよかった。
だからわたしひとりで遊びにいきたくても
「いいじゃんつれてくれば、かわいいし」とか言われてた。
生きる本能、第一子はほかの子供には敵わないよ。
なにしろ転ぶ前から手を差しのべられて育ったのだもの。
姉妹って本来この本みたいな関係なのかな。
付き合ってる彼氏の話とか妹としたことないけどな。
あ、でも一時期すぐ下の妹が
「あたし中村トオルと結婚する」って宣言してたな。
「ちーねーちゃん(わたし)も中村トオルが弟だったら嬉しい?」って
聞かれたけど別にそうでもなかった。
結局それは叶わなかったけど(当たり前だ)
その後アメリカの空港勤務をしてた妹が
中村トオルのアテンドする機会があって
なんというかあまりにも浮世離れしてる人だったらしく
結婚しなくてよかったかもと思ったんだって。

な、なんの話だ。

本の中に出てくる、月の道の写真。
海にうかんだ月が照らす細く長い光の道。
お月様のは見た事ないかもしれないけど
おひさまならある。朝、海から昇ったおひさまが
水面を細く照らし、だんだんその面積が大きくなり
お空いっぱい明るくしていく様子は
パワフルだったな。また見に行きたい。
お月様はそれにくらべるとさびしそうだ。
でも確かに、遠くにいるだれかを思うのは
圧倒的にお月様だよね。
元気にぎらぎらしてるおひさまをみて
あーあのひともこのおひさまをきっと見上げてるわ
とか思わないもの。

さて。お仕事しに行こうっと。

明日は弱虫ペダル最新刊をお届けします(また漫画なんだね)

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