日本製エピフォンのシリアル・ナンバーや、ラベルに関する情報、個人見解はネット上にたくさんござーすが、
これが元ネタじゃね?ってヤツに誤った情報が含まれてて、それがまんま拡散されてるから、えらく面倒DEATH!
できるだけ信憑性が高そーなのをツマミ食いして、
できるだけ純度を高めた結果、こーなりやした。
NIHON GIBSON(日本ギブソン) : 荒井貿易が販売代理店
(濃いボディ・カラーに)オレンジ色のシリアル・ナンバー印字 : マツモク工業製
7桁シリアル・ナンバー : 1981年4月~1987年2月(または1986年)
下1-2桁目 : 生産通し番号
3-4桁目 : 不明
5-6桁目 : 生産月
7桁目 : 生産年(198X年)
MODEL No. EMPEROR の右横 おそらく”A”のスタンプがマジックで消され、”S”(だか3)がスタンプされてますな。
こりが、ベージュ・ラベルなのかブラウン・ラベルなのかイマイチよく分からんのですが...
GIBSONの生産拠点がカラマズーから、ナッシュビルへ移転完了するのが '84年なんで、
ヘッド裏のシリアル・ナンバーのアタマ ”6”=86年製と整合してますな。
結果、
86年4月、マツモク工業で作られたEPIPHONE EMPEROR
と判じます。
マツモク工業最晩年、ギター製造技術が熟しきった名工が、万感の思いを込めて作りあげた一本、ってこと っしょ!
F は何故か、”80~84年 マツモク製”とする情報が多いんで、文字通りのカッコ付き
<2021/12/15追記>
現在、ウッドマン御茶ノ水店さんに買い取ってもらい
on Sale なので、誤った情報はマズいので
(F)は一旦取り下げときやす
こりも参考ですが
今まで一本だけ同時期製造のえんぺらが売りに出されましたが、
そのときのショップさんの表記は
(S)でした
ラベルも”S”のスタンプのよーに見えますしね
お見知り置きのほどを。