季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

酸素は燃えないと思う

2017-04-21 21:29:47 | 映画 movie
殆ど散っている桜の木の根元の新しい枝に、小さなたくさんの花が今満開。
今年は長い間、桜を観れるなあと感心してる。花びらを糊でつけたのかと思うくらい持ってる。

       

また映画の話だけど、
デットプールってのを観た。
これはアイアンマンとか作ってるMARVELって言うところの映画だけど、この頃の路線の「癖のあるヒーロー」が行きすぎて、
殺す場面がリアルでぐちゃぐちゃだし、下ネタばっかりだからお勧めとは言えないんだけど。好きな人は好きかも。

映画そのものとかストーリーは別として。気になる所があって、ずっとその事を考えている。
それは酸素の事。

このデッドプールと言うヒーロー(?)が不死身になったいきさつに酸素が深く関与しています。
ネタバレしてるかも















末期のガンと診断された彼が「治してやる」と人体改造施設に連れていかれて
遺伝子の突然変異誘発剤を注射され、あらゆる極限のストレスを与えられて、そのスーパーヒーローになるための遺伝子の発現を促されたんだけど。
その最後に「カプセルに入れて、酸素を除去して行き、極限になったらまた入れると言うのを繰り返す」って言うのが来た。
その時に、隠し持っていたマッチで酸素が出てくる管の入り口に火をつけると、管を経由して酸素ボンベが爆発して研究施設が吹っ飛んで逃げる。という筋書き。
それが違和感。すごいもやもやした。

高校一年生でも知ってるかも。
酸素は燃えない。

何かが燃えるのを助ける「助燃性」ってのはあるけど、自らは燃えないのが酸素。
だからその現象は起こらないよなあと。MARVEL大丈夫かと。
もしそのタンクに水素と酸素が2:1で入ってたりしてたら爆発するかもだけど、それでもあんな風に炎が上がって爆発するんじゃなくて、
水蒸気が出来るための爆発だから本当に勢いだけで、出るものは水蒸気だけだ。

しかも、空気中から酸素を抜いただけで、体がただれたりするかな?それは医学的にどうなのか私にはわからない。

作り話だからまあ良いんだけど。
子どもがもし観たら(あんまり観ない方が良いと思うけど)、酸素が燃えると覚えそうで教育上良くないなと思う。
スーパーマンが石炭をギュッとしたらダイヤモンドになるのはファンタジーだけど化学的にまああり得るから面白いと思うんだけど
今回のは違和感しかないな。しっかりして、MARVEL。

殺すシーンとか下ネタを考えなかったら、彼女の事がとっても好きだと言う気持ちがストーリーの真ん中をしっかり通ってるから、そこは観てて気持ち良いなと思う。さすがMARVEL。

化学的にあのシーンを考えると。
酸素の出てくるところにマッチを近づけると、マッチがすごく燃えて。それが中の人に移ってその人がものすごく燃えてなくなってしまう。
ってのが正しそう。まあそうなったら話は終わるね。チャンチャン。



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