真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

自分は易しい方に就く。済まぬが君に難しい方を頼む

2008-11-18 | 読書-2008
『聖断―昭和天皇と鈴木貫太郎』半藤一利【著】

まず文藝春秋から単行本、次に文春文庫。
しばらく間をおいてPHP社から単行本、さらに文庫化、という形で読み続けられている、まあ名著なんでしょうね。

鈴木貫太郎記念館

野田市鈴木貫太郎記念館の設置及び管理に関する条例施行規則


wiki/阿南惟幾
なんとか終戦に持ち込むことができたのには、この人の考えも大きく影響していたようね。阿南大将についてもフォローし切れないほど多く人が多くのことを論じているよね。

そういえば(話逸れるサイン)、ご子息の一人が近年職務上の判断と行動で物議をかもしたな。
wiki(上記父君の項目から飛べる)によると、ポスト退任後、「在任中は言えなかったが」として相手国のリスクを滔々と論じておられるようだが。
学士会会報 2008-V No.872

いろんな高官がおられるねえ(同じ役所に多いのかね?)。
こんな方も:
http://www.amakiblog.com/archives/2008/10/17/#001187

あのね、トップの立場にいたような人がね、「今だからいえるが」と在任中に一所懸命取り組んでいた(と見せていた)ことを退任後にクルリンパとひっくり返してみせることの意味、わかってんのかなあ?
外交官とは「国家のためにウソをいうよう海外に派遣されるもっとも正直な人物である」とかいう言葉があるようだが、メディアが発達した現在では、国民にも嘘をつくのは当然だということになっておるのかねえ。
何のために仕事をしているのかという基本がしっかりしていない役所なのかねえ。(自分の栄達と蓄財のためだ、とはっきりしちゃった方も少なくなかったりする?)

その役所でも、まだ希望は持てそうかな。
と、北岡伸一教授の「平和と復興は清掃から」(「フォーサイト」誌12月号の連載コラム)を読むと思ったりもするのだが。

これは政治家のサイトだが、若手大使関連情報ということで:
http://www.matsushima-midori.jp/column/2008/080909.html

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