GHQ知られざる諜報戦―新版・ウィロビー回顧録
ウィロビー,C.A.【著】/延 禎【監修】《ヨン/ヤン》/平塚 柾緒【編】
価格 \1,944(本体\1,800)
山川出版社(千代田区)(2011/07発売)
もくじ:はじめに ウィリアム・J・シーボルト(元GHQ外交局長)
第1章 日本降伏
ペリー提督の予言/必要なかった原爆投下/
日本軍降伏使節団、マニラに/
マッカーサー元帥、厚木に降り立つ/
戦艦「ミズーリ」上の降伏調印式
第2章 マッカーサーと昭和天皇
マッカーサーの東京視察をガイドした日本人/
昭和天皇との初会見/慈悲による統治/
GHQとわがG2の組織/最優先された捕虜救出作戦/
史上に類のない武装解除
第3章 "洗脳"されたソ連引き揚げ者
対日理事会での確執/行方不明五十万人の謎/
驚くべき洗脳教育/ソ連大使館とスパイ行為
第4章 ゾルゲ事件の全貌
舌を巻いた正確無比な諜報活動/
カウンター・インテリジェンス(対敵防諜)の始動/
ゾルゲ諜報団の残党を追う/アメリカまでのびていた"赤い糸"/
ゾルゲ事件公表に腰くだけのワシントン/
意図的な抗議キャンペーン/
ゾルゲの手記が明かすスメドレーとの関係
第5章 民政局(GS)との対立
ホイットニー民政局長との反目/警察組織の改編を巡る暗闘/
A級戦犯の処刑と公職追放/
GHQ美人エコノミストへの疑惑
<秘密個人調査ファイル①エリノア・ハドレー>/
民政局に追放された『ニューズ・ウィーク』記者/
吉田茂と民政局の間の深い溝/GS次長ケーディス大佐の失脚
第6章 GHQ内部への調査活動
極秘内部調査の開始
<秘密報告書『総司令部への左翼主義者の浸透状況』>/
<秘密個人調査ファイル②トーマス・ビッソン、
③アンドリュー・ジョナー・グラジャンツェフ、
④エリノア・ハドレー、⑤ビート・シロタ>/
調査に激怒したホイットニー将軍
<秘密報告書『GHQ内の左翼職員について』>/
"民主化"の裏にちらつく共産勢力の影
<秘密個人調査ファイル⑥セオドア・コーエン、
アンソニー・コンスタンチーノ>/
<秘密個人調査ファイル⑦アンソニー・コンスタンチーノに
関する左翼主義者としての分類>/
<秘密調査ファイル⑧太平洋問題調査会(IPR)>
第7章 朝鮮戦争は不意打ちだったか
宣戦布告なき戦争/敵襲を探知していたG2/
開戦直前のインテリジェンス活動/
韓国防衛をないがしろにした代償
第8章 朝鮮戦争とインテリジェンス
前線視察で生まれた逆上陸プラン/苦難の連続だった初期作戦/
釜山地区に追いつめられた米韓軍/
仁川作戦でワシントンと対立するマッカーサー/
朝鮮戦争で活躍した米諜報機関/
適地・仁川港への極秘潜入計画/
「トルデー・ジャクソン作戦」(延禎元中佐証言録1)/
統合参謀本部を覆う悲観主義/
大勝利に終わった仁川逆上陸作戦/
ワシントンが承認した三十八度線北進計画/
人民解放軍の動向を探知せよ(作戦暗闇行動隊)/
「作戦暗闇行動隊」(延禎元中佐証言録2)/
G2が送り続けた中共軍の集結情報/
ワシントンの失敗-中共軍参戦/
ペスト大流行情報を確認せよ(サムス作戦)/
サムス作戦の全貌(延禎元中佐証言録3)
第9章 マッカーサーとトルーマンの対決
「あの畜生めを即刻罷免する」-トルーマン/
「彼は極東のことを知らない」-マッカーサー/
マッカーサー解任の口実/「老兵は死なず…」
おわりに 編者あとがき
解説 保坂阪正康
実働部隊G2と財閥エリート民生局GSの対立
ウィロビーVSホイットニー
保守系サラリーマン氏
①『GHQ知られざる諜報戦 副題:新版ウィロビー回顧録 C.A.ウィロビー/著(山川出版)』を読む その1
その2
チャールズ・アンドリュー・ウィロビー(Charles Andrew Willoughby, 1892年3月8日-1972年10月25日)
キャノン機関(キャノンきかん、the Canon Unit)とはGHQによる占領中の日本にあったGHQ参謀第2部(G2)直轄の秘密諜報機関。
旧岩崎邸庭園最終回パート5/撞球室と地下道とキャノン機関の・・・
『キャノン機関からの証言』、延禎(著)、昭和48年(1973年)、番町書房
延禎氏が凄い件。
1925年、ソウル生まれ。中央大学法学部入学後、44年に学徒志願兵として入隊、関東軍に配属。終戦と同時に部隊を離れてソウルに辿りつく。韓国軍創設と同時に韓国海軍に入隊、少佐の1949年にGHQ‐G2配下のZ機関に派遣される。52年初めに機関が解散されるまで日本、アメリカ、朝鮮半島におけるZ機関の主要な諜報工作に参加。アメリカ在住の2004年、没
『GHQ知られざる諜報戦 新版・ウィロビー回顧録』より
ウィロビー,C.A.【著】/延 禎【監修】《ヨン/ヤン》/平塚 柾緒【編】
価格 \1,944(本体\1,800)
山川出版社(千代田区)(2011/07発売)
もくじ:はじめに ウィリアム・J・シーボルト(元GHQ外交局長)
第1章 日本降伏
ペリー提督の予言/必要なかった原爆投下/
日本軍降伏使節団、マニラに/
マッカーサー元帥、厚木に降り立つ/
戦艦「ミズーリ」上の降伏調印式
第2章 マッカーサーと昭和天皇
マッカーサーの東京視察をガイドした日本人/
昭和天皇との初会見/慈悲による統治/
GHQとわがG2の組織/最優先された捕虜救出作戦/
史上に類のない武装解除
第3章 "洗脳"されたソ連引き揚げ者
対日理事会での確執/行方不明五十万人の謎/
驚くべき洗脳教育/ソ連大使館とスパイ行為
第4章 ゾルゲ事件の全貌
舌を巻いた正確無比な諜報活動/
カウンター・インテリジェンス(対敵防諜)の始動/
ゾルゲ諜報団の残党を追う/アメリカまでのびていた"赤い糸"/
ゾルゲ事件公表に腰くだけのワシントン/
意図的な抗議キャンペーン/
ゾルゲの手記が明かすスメドレーとの関係
第5章 民政局(GS)との対立
ホイットニー民政局長との反目/警察組織の改編を巡る暗闘/
A級戦犯の処刑と公職追放/
GHQ美人エコノミストへの疑惑
<秘密個人調査ファイル①エリノア・ハドレー>/
民政局に追放された『ニューズ・ウィーク』記者/
吉田茂と民政局の間の深い溝/GS次長ケーディス大佐の失脚
第6章 GHQ内部への調査活動
極秘内部調査の開始
<秘密報告書『総司令部への左翼主義者の浸透状況』>/
<秘密個人調査ファイル②トーマス・ビッソン、
③アンドリュー・ジョナー・グラジャンツェフ、
④エリノア・ハドレー、⑤ビート・シロタ>/
調査に激怒したホイットニー将軍
<秘密報告書『GHQ内の左翼職員について』>/
"民主化"の裏にちらつく共産勢力の影
<秘密個人調査ファイル⑥セオドア・コーエン、
アンソニー・コンスタンチーノ>/
<秘密個人調査ファイル⑦アンソニー・コンスタンチーノに
関する左翼主義者としての分類>/
<秘密調査ファイル⑧太平洋問題調査会(IPR)>
第7章 朝鮮戦争は不意打ちだったか
宣戦布告なき戦争/敵襲を探知していたG2/
開戦直前のインテリジェンス活動/
韓国防衛をないがしろにした代償
第8章 朝鮮戦争とインテリジェンス
前線視察で生まれた逆上陸プラン/苦難の連続だった初期作戦/
釜山地区に追いつめられた米韓軍/
仁川作戦でワシントンと対立するマッカーサー/
朝鮮戦争で活躍した米諜報機関/
適地・仁川港への極秘潜入計画/
「トルデー・ジャクソン作戦」(延禎元中佐証言録1)/
統合参謀本部を覆う悲観主義/
大勝利に終わった仁川逆上陸作戦/
ワシントンが承認した三十八度線北進計画/
人民解放軍の動向を探知せよ(作戦暗闇行動隊)/
「作戦暗闇行動隊」(延禎元中佐証言録2)/
G2が送り続けた中共軍の集結情報/
ワシントンの失敗-中共軍参戦/
ペスト大流行情報を確認せよ(サムス作戦)/
サムス作戦の全貌(延禎元中佐証言録3)
第9章 マッカーサーとトルーマンの対決
「あの畜生めを即刻罷免する」-トルーマン/
「彼は極東のことを知らない」-マッカーサー/
マッカーサー解任の口実/「老兵は死なず…」
おわりに 編者あとがき
解説 保
実働部隊G2と財閥エリート民生局GSの対立
ウィロビーVSホイットニー
保守系サラリーマン氏
①『GHQ知られざる諜報戦 副題:新版ウィロビー回顧録 C.A.ウィロビー/著(山川出版)』を読む その1
その2
チャールズ・アンドリュー・ウィロビー(Charles Andrew Willoughby, 1892年3月8日-1972年10月25日)
キャノン機関(キャノンきかん、the Canon Unit)とはGHQによる占領中の日本にあったGHQ参謀第2部(G2)直轄の秘密諜報機関。
旧岩崎邸庭園最終回パート5/撞球室と地下道とキャノン機関の・・・
『キャノン機関からの証言』、延禎(著)、昭和48年(1973年)、番町書房
延禎氏が凄い件。
1925年、ソウル生まれ。中央大学法学部入学後、44年に学徒志願兵として入隊、関東軍に配属。終戦と同時に部隊を離れてソウルに辿りつく。韓国軍創設と同時に韓国海軍に入隊、少佐の1949年にGHQ‐G2配下のZ機関に派遣される。52年初めに機関が解散されるまで日本、アメリカ、朝鮮半島におけるZ機関の主要な諜報工作に参加。アメリカ在住の2004年、没
『GHQ知られざる諜報戦 新版・ウィロビー回顧録』より