序章 瀬島龍三の戦争の足跡
第1部 開戦前夜の瀬島龍三の疑惑(陸軍参謀本部作戦課に入った瀬島龍三;中国侵略と日米開戦前夜;日米開戦神話の真実;「対米覚書」遅延とルーズベルト「親電」の保留はなぜ?)
第2部 開戦から敗戦までの瀬島龍三の疑惑(緒戦の勝利が早くも連続敗戦;「大戦果の虚報」を発表する大本営;ヤルタ密約とソ連への和平工作;敗戦前夜のソ連行きとシベリア抑留)
終章 瀬島スパイ説の真実と変わらぬ官僚組織
きちんとした文章を書き慣れていない?と思われる著者がこだわり全開で?
外国駐在武官の妻(小野寺信少将夫人百合子さん)が外出時も暗号表を身に付けていたことは回顧録に記載されている有名な話だが、彼女が電報を「打電した」と書いてしまうと、電信キーをたたいたのかと知らない人は読んでしまうではないかね?
出来上がった(数字の羅列の暗号文の)電文を電報局に持って行ったんでしょ。
(『バルト海・・・』にも、電報局に行く際に怪しい自動車につけられて云々の記載なかったっけ)
というような、また、戦艦オンパレード(軍艦を全部「戦艦」にしてしまう)だとかw
歴史を扱ったようであるが、既存の有名な著書から引用して(引用元は優れた著者によるしっかりした本)、なにかというと著者が傾倒していると思われる「アベガ―」界隈の主張が顔を出す。
モリ、カケ、サクラにGO TO トラベル、同イート、安倍のマスクまで登場するんだもん。
アベニクシーなのね。
都合の悪い公文書を平気で破棄してしまう体質は許せん!ということ自体は同意だけど。
当店で取り上げる価値があるかというレベルだが、「歴史」ジャンルではなく「エッセー」分類で記録として。
「沿海州に津森あり、ハバロフスクに草地(あり)」は知らなかった。
『瀬島龍三論#8(瀬島は多くの日本人がシベリア連行されることになったことについて、どれだけ関与した』
津森藤吉 - Shirakaba.link
草地貞吾 - Wikipedia
関東軍作戦参謀草地貞吾回想録
『日本精神を守り抜いた日本人将兵‼️』