本人に訊く〈２〉おまたせ激突篇 椎名 誠/目黒 考二【著】

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本人に訊く〈弐〉おまたせ激突篇 - 隠居日録

椎名氏の各作品を、下調べして付箋を沢山貼った本を掲げながら出版順に目黒氏が訊いていくシリーズ。
文庫にもなったという。

椎名が中身を全く覚えていなくて、目黒から説明を受けて、「へえ、そうなんだ」みたいな反応を示す。
シーナの本で同じ話が何度も何度も何度も語られるヒミツはここにあったのか、という気がする。
「このエピソードはもう何度も書いたっけ」ということなど、全く気にならない、覚えていないわけね。

普通、同じ話を繰り返す老人は嫌がられるものだけれど、受け入れられる稀有な存在？
読者たちも若くて未来が開けているような気がした時代への懐旧かな。