福島県福島市在住@チエちゃんです。
2011年3月11日14時46分、その時私は、職場で自分のデスクにいた。
おや!? 地震だ。ちょっと長いな。
ストーブのスイッチを消火に回す。退路を確保しようとドアに向かうと、隣室の同僚が顔を出した。
大きいね。
二人で廊下に出る。その途端、揺れが激しくなった。
その時、防火扉が開き、閉まりそうになったので、あわてて押し戻し、必死にしがみつく。
同僚は、玄関に飾ってあった大きな花瓶が倒れないよう必死に支えている。
一旦静まるかに思えた揺れが、さらに激しくなった。照明が消えた。
3~4分も続いたのだろうか? いや5~6分か?
呆然としていると、2階から「外へ出ろ! 避難!」と、他の人たちが下りてきた。
私も、屋外へ避難。
こんな時にも、靴を履きかえる自分が可笑しかった。
屋外で、大きな地震だったと口々に言い合っていると、大きな余震が何度も起こった。
若い女性は、泣き出してしまっている。
それから30分くらいは、屋外にいただろうか?
上司が、口を開く。
「自宅のことも心配だろうから、今日はこれで終わりにする。
火の始末、コンセントを抜く、戸締りを確認して5分以内に戻れ。
その後、帰宅してよし。」
有難かった。太っ腹な上司だ。
その4へ つづく
2011年3月11日14時46分、その時私は、職場で自分のデスクにいた。
おや!? 地震だ。ちょっと長いな。
ストーブのスイッチを消火に回す。退路を確保しようとドアに向かうと、隣室の同僚が顔を出した。
大きいね。
二人で廊下に出る。その途端、揺れが激しくなった。
その時、防火扉が開き、閉まりそうになったので、あわてて押し戻し、必死にしがみつく。
同僚は、玄関に飾ってあった大きな花瓶が倒れないよう必死に支えている。
一旦静まるかに思えた揺れが、さらに激しくなった。照明が消えた。
3~4分も続いたのだろうか? いや5~6分か?
呆然としていると、2階から「外へ出ろ! 避難!」と、他の人たちが下りてきた。
私も、屋外へ避難。
こんな時にも、靴を履きかえる自分が可笑しかった。
屋外で、大きな地震だったと口々に言い合っていると、大きな余震が何度も起こった。
若い女性は、泣き出してしまっている。
それから30分くらいは、屋外にいただろうか?
上司が、口を開く。
「自宅のことも心配だろうから、今日はこれで終わりにする。
火の始末、コンセントを抜く、戸締りを確認して5分以内に戻れ。
その後、帰宅してよし。」
有難かった。太っ腹な上司だ。
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