二胡奏者の今井美樹さんにお誘いいただき、6月末の長野・佐久穂と群馬・高崎、2つのイベントに出演しました。
6月27日(木)
佐久穂でのコンサート前日に(青森から埼玉に移動した翌日に)長野方面へ。新幹線&しなの鉄道を乗り継いで小諸で待ち合わせ。
6月27日(木)
佐久穂でのコンサート前日に(青森から埼玉に移動した翌日に)長野方面へ。新幹線&しなの鉄道を乗り継いで小諸で待ち合わせ。
軽井沢駅で鉄分補給(instagramより)
さて、美樹さんのツアーといえば、演奏以外に書ききれないほどの「珍道中」が約束されています(ちなみに今回の滞在中450kmほど運転担当しました)。なので電車で向かう間にも、それが楽しみで仕方ありませんでした。
駅で拾っていただいてちょっと休憩した後、最初に向かったのは「農カフェ わのん」 。明日のイベントでご一緒するチェロ奏者の蒼井大地さん、中国茶の「茶藝(ちゃげい)」を披露される能登智子(さとこ)さんと初めてお会いします。
ここで翌日のリハ…ではなく、ここで行われたのはまた別のイベントのリハで、「わのん」を経営されているボーカルの天音ともさん、ギターの干川博さんに美樹さん、大地さんの「ステラフォレスト」のみなさんのすてきなリハーサルを思いがけず聴かせていただきました。なぜかリハとは別にリクエストされてこちらも2曲ほど弾きました。
6月28日(金)
佐久穂の桂霄寺(けいしょうじ)で朝を迎えます。前の夜中から雨が降り始め、控え室の大きな和室でリハーサルを終えて本堂でセッティングします。
音楽と中国茶のコラボ「音楽茶会」はこれまでに何度も開かれていて、美樹さん、智子さん、桂霄寺の小野夕子さんの3人が中心になって企画されているそうです。多くのご予約があり、急遽手作りのお茶菓子を追加で仕込むことになったとのこと。こちらも開場ぎりぎりまでサウンドを確認します。
雨はますます強まり、お足元が心配されましたが、たくさんの方がいらっしゃいました。そしてさすがお寺、立派な木造建築と大粒の雨音を背景に響く、トリオの音色が不思議と調和しているようで、湿気で音が出にくいことを気にすることもなく心地よい時間を過ごしました。
大地さんとの初共演はとても楽しく、その気さくなキャラクターもあいまって、MCもいい具合にリレーしつつ、すっかり初共演であることを忘れるくらいでした。
6月30日(日)
群馬の高崎へ向かいます。この日はおそらく(ホームコンサート以外の)単独ライブとしては初のMiki-Chieiのデュオでした。高崎市内で手配いただいた場所でリハーサル後、会場のカフェ ル・テルモスに向かいます。
こちらも美樹さんとご縁のあるお3方、Yumiさん、Mihoさん、Terukoさんが企画してくださって、到着時にはすでに満席のセッティング。かぶりつき空間でラスト曲ではスタンディングオベーションしてくださる方も。本当にうれしかったです。
これまで演奏前や休憩中にコーヒーを提供いただくカフェでは数多く演奏してきましたが、まずライブをフルで、そこからテーブルを出してコーヒータイム、というパターンはありそうでなかったかもしれません。みなさんと歓談しつつ、カフェご主人の「Shinちゃん」も加わって、いつのまにか関係者の打ち上げになっていて…また盛り上がりました。(すみませんこの日は写真を撮りそびれました)
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美樹さんとご一緒する機会では、いつも素晴らしいチームの皆さんにお世話になっています。この旅で出会った方々、再会できた方々、そして美樹さんのコンサート活動をさまざまな形でサポートされているご家族とご友人のみなさん。さまざまな人の動きが奇跡的といえるくらいシンクロして、とても幸せな気持ちで締めくくることができました。ありがとうございます!