お早うございます。
雨が降り時間に余裕が出来ました。しばらく雨マークが沢山、と言うことはバラにとって害虫が卵から孵化して来るのに消毒できないスキを突いてくるハズ。同じものを大量に栽培したら好みの虫も大量発生する可能性は高いです。
畑のオールドローズの一部にウドンコ病が新芽の先端に発生しました。そこは竹の根が太く深く掘れなかった場所、水やりしていないので乾燥しています。そんな中シュートが沢山伸びわずかな水を使い切ったのかも知れません。雨が降ったので様子見です。
鉢植えでも鉢が小さいと、株全体に必要な水を確保できる根が育つ用土不足で病気が発生しやすくなるのではと考えています。植え付け後雨任せの畑のバラたちでも黒星病が発生した株は浅植え株のみです。今回のウドンコ病の株も浅植え。鉢植えから地植えにしたのですから新たに根が伸びたのでシュートが出ました。
ウドンコ病は新芽部分、これ以上伸びない為か、黒星病は古い下葉が中心で蒸散する葉を少なくしたいのかと考えています。病気にしないためには適切に肥料が効くように水が木の内部をスムーズに根から流れる様にしたら発生が少なくなるのでは、また肥料切れしているので水が適切でも病気になる。
それで根鉢の肩が露出しているので根元に水は届かず脇に流れるので病気発生なのではと考えます。
「地植えは何故植え替えしないで済むのか。」退屈そうにして居眠りしていた老人が突然起き、草花の寄せ植え講座で初めて講師をした講座での質問でした。
木に対して根が伸びる範囲は樹木によって様々、低木や中木と言われる庭木は流通段階では木の葉張り程度なので根の伸びもその倍程度と考えて良いと思います。真下に伸びる根も有れば横に広がる根も有ります。適切な剪定を繰り返すことにより抑制栽培の盆栽と同じように育つので必要無いのでは無いでしょうか。
三十代後半の植木屋の嫁、毎回荷下ろしされる庭木を見続けた結果です。枯れた木の後始末や鉢植えの処分をし続け推測し実践を繰り返すうち、私なりにたどり着いた結論です。
意地悪そうな参加者さんがばつの悪そうな顔をしたのを見逃しませんでした。
今15リットル用土が入る鉢でデビット・オースチン・ローズを栽培しているのも数年植え替えなくて良いからです。毎年植え替える常識は古いのでは趣味が苦行、寒い時期なので体に負担が大きいです。5リットルの用土の価格と15リットル栽培に掛かる経費は3倍です。しかしバラを思えば、お客様を思えば使える費用です。お客様には配送料が一鉢ごとに発生するので技術のある方は冬の裸苗の購入をお勧めしてますが、鉢植えは申し訳ないのですが上手く育ってこそです。
地元新潟では価格ばかりに目が行く方が多いのですが、長く育てられた方が良いと考えております。ほぼ県外に配送のネット販売が主となりつつある今、小さな森風をご理解いただけるバラ愛好家の皆様のお陰と感謝しております。
本日も最後までお付き合いいただき感謝申し上げます。
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