先日、久々の再会。
10年以上ぶりに会う、Mくん。
久々に明浜に来てみたいと思ったらしく、ふらりと立ち寄ったとのこと。
全然、変わっていませんでした。
Mくんは、私がちょうど明浜に初めて来たときに、出会いました。
彼は新規就農を目指して、無茶々園の研修生になろうとしていたところでした。(正式に研修生になったのは、数か月の適正確認期間を経てから)
で、Mくんはその後1年間、研修をしました。
(ちなみに、私は研修はしていません。ただの居候)
正式な研修を終えたMくんは、結局、新規就農をあきらめて、明浜を去りました。現在は、非正規のサラリーマンをしているそうです。
正式な研修をしてなかった私はその後、みかん農家として、新規就農いたしました。
何が、二人の運命を分けたのか?
新規就農が、できる人と、できない人の違いがあるとすれば、
新規就農を、するか、しないか、の違いだと思うわけです。(ここ重要!)
Mくんにも、チャンスは、あったのです。ただ、彼は、自分でその道を選択しなかっただけ、ということなのです。
久々のMくんの話を聞いていても、いまだに、自分で何をして生きてゆきたいのか、はっきりしていないように思いました。だから、なんとなく明浜に寄ってみたくなったのかもしれません。
10年余の時がたっても、人はそうそう、簡単には変わらないのかもしれません。劇的な何かがないかぎり。
ま、Mくんからしてみれば、アベさんも全く変わってないなあ、と、心の中で鼻で笑ってたかもしれませんけれど。