ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

他生の縁

2014-12-01 06:20:19 | ぼうけん

 東京への行き帰りは、飛行機でした。


 久々の飛行機。


 行きは天候不順で、着陸寸前のところで急上昇、上空待機と、上がったり下がったりで、気分が悪くなってしまいました。



 帰りの便は、夕方。良く澄んだ夕焼け。

 窓際に座っていた見知らぬお兄さんが、

「きれいな富士山が見えますよ」


 と、声をかけてくれました。


 窓を見ると、本当に、美しい富士のシルエットが、夕焼けをバックに、鮮やかに飛び込んできました。



 その風景を見れたのも、もちろんうれしかったのですが、それをシェアしようと、気さくに声をかけてくれた、見ず知らずのお兄さんの、心意気というか、フレンドリーさが、心に残りました。


 その後も、このお兄さんと少し話をして、旅の醍醐味である、たのしい出会いを、満喫することができました。


 (このお兄さんは、松山出身だそう。さすが、愛媛の人は、気軽に声をかけてくれる人が、とても多い。愛媛の長所やな)


 大好きな、よしだよしこ様の、『道端でおぼえた歌』を、思い出します。


 「見知らぬ人と 歌を 分け合う 旅」
 


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