蝉が鳴いた

台風が過ぎた11日、フシグロセンノウが咲いていた。写真を撮っていたら、??セミの鳴き声だったよねと思うくらい、ほんの少し鳴いただけでもう鳴くことはなかった。空耳やったろうか…そんなことはないと思いつつフシグロセンノウを撮影。
↓フシグロセンノウ（節黒仙翁）今年の初花。
これは林道散策の時、道端の水たまりに茎だけ捨てられていたものを、先輩が持ち帰り挿し木（芽）したのを分けてくださったのだけれど、これがまたなかなか気難しく、木に勢いがない。
これは春に先を切って刺し芽してあったもの。エブを立てるのを忘れていたので、マツモトセンノウかなと思っていたら、咲いた花はフシグロセンノウだった。でも、フシグロセンノウにしてはちょっとも節が黒くないのが気になる。



↓これは散策仲間が、もういらんから貰ってくれと空鉢などと一緒に持ってきてくれた。花も咲いてなく何やらわからないけど、取りあえず植えなおして育てていたら、2年目かなあ・・3年目じゃないと思う。蕾のようなものが見えて、随分してやっと花が咲いた。ムラサキシキブ系だけど『トサムラサキ』だろうか、挿し木で育てたということだけど、結構根元は大きくなっているので、年月は経っていると思う。花の咲くまで待てないで、我が家に持ってきてくれたのだろうけど、咲きましたよ。





↓ブルーベリー目に良いというので、植えたけどなんか今一つで、場所撮るだけなのでもう捨てようかと思いながら、見たら貧弱ながらも5個ぐらい実が付いていた。
もう一度真面目に育ててみようかと、あの完熟の味を思い出している。


↓郵便局の植え込みに、ハマアザミが咲いていた。街中でも時々アスファルトの間から出ているハマアザミを見かける。海岸から種が飛んで来るような場所ではないが、誰かが栽培していたのが逃げ出したのだろうか、郵便局から少し離れた歩道に有るハマアザミは、誰かが掃除のついでに抜くんだろうけど、アスファルトの下の根っこは抜けきらないのか、葉をむしられてもまた復活している。でも、今日見たら2，3枚の貧弱な葉っぱだったので、花は無理かもしれない。


空耳だったろうかと思っていたクマゼミの鳴き声、今日は賑やかにだいぶ長く鳴いた。洗濯ものを干しに上がったら、丁度蝉が飛んできて我が家の桜の木で鳴き始めた。慌ててカメラを採って来て撮影。トップの写真から、トリミングしたのが↓の写真。

盛りになると、朝早く日の出とともにやかましく鳴くのだけど、昨日も、今日も8時半ごろ鳴き始め9時頃にはもう静かになっていた。
やかましいと思うセミの鳴き声も、過ぎれば戻ることのない時に、一瞬戻れたような気になる。


太陽が出て、家の中が少し乾いた感じがするが、また雨音がし出した。
60％28℃、扇風機の微弱な風が結構心地よい。