風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

コオロギランを訪ねて

2007-08-24 | 花日記
早いかもしれないと言いながら出かけたが、コオロギランは咲いていた。小さな小さなコオロギラン。横倉を代表する植物の一つ。
他にトサジョウロウホトトギス・ヨコグラツクバネ・共にユリ科
ヨコグラノキ(くろうめもどき科)・イワシデ(かばのき科)
イチョウシダ(ちゃせんしだ科)
何れも牧野博士と関係のある植物。トップ以外はカーソルを当ててみて下さい。

↓姪っ子撮影。良いのはなかったがこれがましな方だと送られてきた。肉眼ではこんなに見えない。和名の由来は「花弁の色と雰囲気をコオロギの羽に見立てたもの」だそうです。これも変わりません。良く見ればラン科納得。25日追記





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当然私のカメラでは撮影は難しいので一応見た記念に撮影。姪っ子に良いのが撮影できたらBLOGように頂戴ねと言って他の花の撮影。杉の葉と比べても大きさがわかると思いますが、横倉山植物図鑑「横倉山の自然見てある記」には高さ5センチ内外花は直径1ミリくらいと紹介されている。
カタバミの葉っぱが写っているが図鑑に紹介されている「コミヤマカタバミ」と思う。亜高山帯の多年草で660mの所に生えているのは珍しいと書かれている。花は4月下旬。


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クサアジサイも所々で咲いていた。
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ヤマジオウは沢山生えているが花はすでに終わっていた。姪っ子がコオロギランの撮影に苦労している間だヤマジオウの花を探す。見つけました!でもちょっとピンボケ雰囲気だけ伝わるかなあ。。。
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トップの写真で見えている。仁淀川に沿って帰路につく。途中でギボウシが咲いていた。風の山で見るギボウシと又種類が違う気がする。北山でも此処でも何故か防護網の中に有る。この網があるから守られて居るのかもしれない。


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帰りにお腹が空いたので、うどんでも食べようと町のやっている(仁淀町だったかな?)お店に寄ったら大きなカメに山野草を一杯いけてあった。その中に大きなギボウシがあったので、これは野性ですかと聞いたら「さあ?此処で売っていた」との返事。食べてから山野草売り場を覗いてみたが、ギボウシは沢山あったけどあんな大きなギボウシはなかった。
この写真よりもっと小さなギボウシを200円だったので一鉢買ってみた。


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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
aigenさん ()
2007-08-28 20:20:34
こんばんは、横倉山下からちゃんと登ったことはないのですが、一番上の駐車場からでもいくつかのルートがありいろんな花が楽しめると思います。aigenさんの写真なら横倉山の植物も又違って見えるかもしれませんね。
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コオロギラン (aigen)
2007-08-28 10:45:49
先日は駐車場まででギブアップしましたが、きちんと行ってみないといけませんね。
横倉山は牧野先生にとって植物の宝庫でしたから、新種の発見は無理でも四季折々に珍しい草花が見つかりそうですね。
日を改めて行ってみます。
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akiさん ()
2007-08-27 11:32:52
コオロギランアップにしてみると何となく庭に植えても様になるように思いますが、実際は有るか無いかわから無いようなものです。
暑くてもいろんな花、まして初めての花に出会えると嬉しいですには遭遇したくないですけどね。
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かわいい ! (aki)
2007-08-26 21:30:47
コオロギランという名前も花も初めてです。
うちの雑草とはえらい違いですわ!
山野草散策、、いいですね~
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おとめさん ()
2007-08-26 14:24:27
今日は♪コオロギランおとめさん所ではどうでしょうね。もしあったとしても、気づかないかもしれませんね。横倉山は登山が趣味の方には物足りない山かもしれませんが、植物散策ならとても良い山だと思います。
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コオロギラン (おとめさん)
2007-08-26 10:25:40
風さんおはようございます♪
私にとってとっても何一つ知らないことばかりの興味のある風便りです。
横倉山・牧野博士・コオロギランetcNETで詳しく見ましたよ。
山で珍しいお花にあったときの心のときめき・・・
コオロギランのこと覚えておきます。
でもこちらでは無理でしょうネ。
いつの日か横倉山に行ってみたい・・・
夏の夜の楽しい夢を見れました。
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どういたしまして ()
2007-08-26 09:33:45
arfaさん、これは全て「横倉山自然見てある記」に書かれていることでした(笑)山道を森を歩けば植物を踏んづけることになりますが、その中に貴重な植物があるかもしれませんね。昼食中に新種を発見する何て事は無いにしても、周りの植物よく観察したいと思います。
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説明ありがとう (arfa)
2007-08-26 08:49:00
ヤマジオウもそうですが 山野草探索は経験者と一緒でないと ふんずけてしまいますね。
植物の宝庫・横倉山だ。
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arfaさん ()
2007-08-25 20:30:15
もうコオロギランの咲く場所は大体分かっていますので、しゃがみ込んで探さなくても分かります。

明治22年(1889)9月に横倉山の頂上付近で昼食中に一緒にいた吉永虎馬が足元に咲くのを見つけ標本を牧野博士がロシアの「マキシモヴィチ博士」に送って明治23年2月に新属との返事を貰い、明治24年に発表と書かれています。そんなはるか昔に植物の世界が有った、当たり前ですが何だか不思議な気がします。この見つけた時牧野博士はまだ27歳男3人で植物散策に出かけていたのでしょうか。私は姪っ子のお陰は大いにありますね。
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こんばんは ()
2007-08-25 20:11:58
>まーにゃさん、そうなんです。山での撮影には接写と望遠両方欲しいです(笑)
一回実物を見たら、次からは案外簡単に分かります。それほど目立った花でもないけど、何となく時期になると見に行きたくなる花です。
引っ越しの準備何かと大変でしたね。

>ジョルジュさん、私の庭にコオロギランって余り聞きませんね(笑)多分植えても一年限りじゃないかなと思います。歩けるうちは会いに行き、歩けなくなったら思い出して楽しみます。
ギボウシは風の山にも沢山あるのですが、昨日行った所のと少し葉や花が違っています。以前は食べるものとしてみていたギボウシも結構良いなあと思えるようになりました。園芸種は結構なお値段で売っていますが、風の山の普通のでもなかなか良いですよ。
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コオロギランが咲いていたと (arfa)
2007-08-25 20:03:30
なにげにおっしゃっているが、見つけるのは並大抵じゃ ないんでしょうか。それとも 場所はもう見当が付いているとか? 牧野博士も びっくらしてるかも・・・植物調査隊の横倉山散策顧問になれそうですね。(笑)
それにシャーロックの心強いワトソン助手も居ることですしね。
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確かに (ジョルジュ)
2007-08-25 17:52:38
フウランと違って 「私の庭に欲しいわ!」と言う人は少ないかもしれませんね。
けれど なかなか珍しく可愛く、コオロギや鈴虫の羽を思わせる花、
自生地がなくなりませんように。

私は日当たりイマイチの我が家の庭のために
ギボウシは何種類か植えていますが
これはまた葉っぱが細長い。
ギボウシはどれもこれも葉っぱが素敵で
大きな鉢にど~んと一株、というのは 憧れます。
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植物探検ですね、 (まーにゃ)
2007-08-25 17:39:18
倍率が大きいのが、欲しくなりますね。コオロギラン 神秘的で初めて聞きまし手、見ました。1歩1歩目を凝らしてないと、見落としそう~見つけた時は嬉しかったでしょうね~
今日は少し箱へ詰めました、ボチボチやっています。
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こんにちは ()
2007-08-25 14:23:47
>karinaさん。そうです。karinaさんが思っている神社の周りにあります。暑いなどと言ってないで、是非一度でかけてみて下さい。これからが丁度のじきだと思います。小さいのでうっかり踏みませんように。

私も何度か横倉山に行きますが、まだ行ってない場所が多くまだ暫くは楽しませて貰いたい山です。湿気が多く爽やかな風が吹き抜けると言う雰囲気ではなかったです。

>多摩NT住人さん、余り知られてない植物かもしれません。他のランのように栽培するようなものでもないので、自生地以外では目にしないかもしれませんね。 和歌山 四国 九州に分布していると書かれています。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2007-08-25 12:08:41
コオロギランなんていう花があるんですね。初耳です。勉強になりました。
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ご苦労さん (karina)
2007-08-25 11:19:06
風さん おはようございます。

この暑いのに横倉山に行って来たの。?
暑かったでしょう。
ご苦労様。

横倉山へは何度か行きましたがコウロギランの実物はまだ見たことがありません。

○○神社のあたりに自生があるのでしょうか。?

最もこう暑いと、山に行く気はしませんが。
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