木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

なつかしいお客様

2009-03-27 21:23:53 | 工房
Mさんのテーブルの納品を来週に控え、蜜蝋ワックスがけをしました。

天板は、中性洗剤を付けてナイロンタワシの硬い部分でこすりました。

削り直したり、ペーパーがけをしたわけではないので、使い込んだ色はそのままで見違えるようにきれいになりました。
乾いてから蜜蝋ワックスを掛けて磨きました。

今日はなつかしいお客様がありました。
33年前、新採で同じ職場に一緒に赴任したK先生です。
今は、舞鶴の養護学校に勤務されています。
職場の先生方5人で、作業学習の研修でいろいろな職場を回られたその足で立ち寄ってくださいました。
障害のある子ども達の就労支援目指して頑張っておられます。
つまらないところですが、工房内や作品を見ていただき、現場でのご苦労などいろいろ聞かせていただきました。

そして、こんなすてきなお土産をいただきました。

舞鶴養護学校の高等部の生徒さんが作られたものです。
有名な舞鶴港の赤煉瓦倉庫

中は、

香炉になっています。とてもおしゃれですね。
早速明日から、香を焚きながら優雅に仕事をしたいと思います。ありがとうございました。

この香炉、舞鶴赤レンガ博物館と舞鶴市政記念館で販売されているそうです。
また、この香炉以外の作品は舞鶴養護学校で、直接インターネット販売もされています。
詳しくは、こちらへ

先生方の中に、社会人講師をされておられる方がいました。
現在、ご主人とお二人で大江町(福知山市)で創作家具と染の工房を開いておられますが、
ご主人は、私と同じく故黒田乾吉先生に拭き漆を習われたということでした。

お役に立てたかはわかりませんが、先生方といろいろお話をしてとても楽しい時を過ごしました。
遠いところおいでいただきありがとうございました。


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コメント (2)
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