木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

漆風呂 完成

2011-04-19 21:33:40 | 木工

鏡板を嵌めて扉をの組み立てました。糊が乾くまでハタガネで固定。
その後、仕上げの鉋をかけ、取っ手、丁番の取り付けをしました。


扉の取り付け完了。取っ手はウォールナットで長いものにしました。


気密性を高めるため、扉は相欠きにしました。


内側には、棚板の受け桟を3段付けました。これで木の仕事はほぼ完了。


温度と湿度管理のため、パネルヒーターと湿度供給のためのバットを置きました。


手前が温度コントローラー。風呂の上にあるのは内部の温湿度を測る温湿度計。
上の値が部屋の温湿度、下の値が風呂内の温湿度を表示します。


ヒータの温度センサーと温湿度計のセンサー。


ヒーターを20度に設定し、しばらく置くと、温度は20.3度、湿度は75%を示していました。
今後、風呂内の温湿度の分布状況の測定や、ヒーターを入れない場合の加湿方法の検討などをしていこうと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 扉の制作 | トップ | 漆風呂テストその1 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

木工」カテゴリの最新記事