木工用接着剤には色々ありますが、そのうちの一つのPIボンド。
水性ビニールウレタンの主剤に架橋剤を100:15の割合で混ぜて使うもの。
水性なのに、乾くと強い耐水性を示すということで早速購入。
ところが・・・
わずかな量を使うのに1kg入りの袋と缶から取り出して正確な比率で混ぜねばならず、極めて使いにくい。
さらに速乾なので、箱の組立などには使いにくい・・・。
それで、購入したものの2~3年使わずじまいでした。
この冬、兵庫県の冨島さんの工房をおじゃましたとき、小分けして使っておられたのを見て思いつきました。
中古で購入した電子天秤のうえに、小さなガラス板を置き、小分けした容器から約1gを秤量
それに、×0.15の量の架橋剤を加える。端数はおおよそに加減。
小さな油差しに架橋剤を入れてあるので、一滴ずつ加えることができます。
これで一番の使いにくさが克服されました。
これをヘラでよく混ぜる。
このヘラは五稜箸を木取った際に落としたもの。先をハサミできると具合の良いヘラになります。
木地に拭き漆をする場合は、これに墨汁を1~2滴加え黒くします。
粘度もやや落ち、使い易くなります。強度は正確には調べていませんが特に問題ないように思います。
さらに漆との相性も良いようです。
PIボンドのもう一つの特長は、乾燥が速いこと。
これは使いにくさでもあるのですが、今回のように細かなものを貼るような場合は初期接着力の強さが役立ちます。
15~20分もするとガラスの上の接着剤は固まり始めます。
この段階でしたら水で洗い流すことができます。
ただ、指に付いた接着剤は2~3日落ちません。
PIボンドの製造元のオーシカのサイトをみると、長堆積時間の鹿印ピーアイボンド6000 というのがあるようです。
一度使ってみたいと思っているのですが・・・・。
水性ビニールウレタンの主剤に架橋剤を100:15の割合で混ぜて使うもの。
水性なのに、乾くと強い耐水性を示すということで早速購入。
ところが・・・
わずかな量を使うのに1kg入りの袋と缶から取り出して正確な比率で混ぜねばならず、極めて使いにくい。
さらに速乾なので、箱の組立などには使いにくい・・・。
それで、購入したものの2~3年使わずじまいでした。
この冬、兵庫県の冨島さんの工房をおじゃましたとき、小分けして使っておられたのを見て思いつきました。
中古で購入した電子天秤のうえに、小さなガラス板を置き、小分けした容器から約1gを秤量
それに、×0.15の量の架橋剤を加える。端数はおおよそに加減。
小さな油差しに架橋剤を入れてあるので、一滴ずつ加えることができます。
これで一番の使いにくさが克服されました。
これをヘラでよく混ぜる。
このヘラは五稜箸を木取った際に落としたもの。先をハサミできると具合の良いヘラになります。
木地に拭き漆をする場合は、これに墨汁を1~2滴加え黒くします。
粘度もやや落ち、使い易くなります。強度は正確には調べていませんが特に問題ないように思います。
さらに漆との相性も良いようです。
PIボンドのもう一つの特長は、乾燥が速いこと。
これは使いにくさでもあるのですが、今回のように細かなものを貼るような場合は初期接着力の強さが役立ちます。
15~20分もするとガラスの上の接着剤は固まり始めます。
この段階でしたら水で洗い流すことができます。
ただ、指に付いた接着剤は2~3日落ちません。
PIボンドの製造元のオーシカのサイトをみると、長堆積時間の鹿印ピーアイボンド6000 というのがあるようです。
一度使ってみたいと思っているのですが・・・・。