木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

椅子 水研ぎ

2009-07-28 21:57:45 | 
先週の土曜日に捨て摺りした椅子の漆も乾いたので、水研ぎにかかりました。


240番の耐水ペーパーで研ぎ、


篦と濡れ雑巾で、研ぎ泥を完全にとって乾かします。


捨て摺りをして研ぐと、鉋のビビリや、鉋境、逆目などがはっきり現れます。
気をつけて仕上げたつもりでいたのですが・・・。


すべて研ぎ終えたら水分を乾かし、漆を塗ります。
毎度おなじみの画像ですね。


今回、見本の手板の作成も同時に進めています。

240番で研いだ部分を残すためにマスキングテープを貼り、刷毛摺りをして、


しっかり漆を吸わせてから、余分な漆を篦で取ります。
そして漆室で乾かします。


椅子と並行してキッチンワゴンの制作も進めています。

栃のテーブルと、椅子2脚とセットで、岐阜県のTさんからの注文です。


ほぞ穴開けとほぞ切りをして、框組みの仕口の加工がほぼ完了しました。


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