椅子 座堀り

久々の椅子の座堀り。


どのテンプレートを使ったか、どこに合わせたかなど思い出しながら作業台にセット。


ルータービットは底にも刃があるタイプを使います。


ビットの高さは、、２．５ｍｍ、５ｍｍ・・・と２．５ｍｍ刻みに特性のスケールで測り、深くしていきます。


作業は椅子に腰掛けての作業。


３０分足らずで完了。

台からはずし、

ここからは手作業。ルーターで掘った隅の線を目安に削っていきます。


四方反り鉋の丸みを調整してあるので、刃の出の調子を下げていくことにより、荒堀から仕上げまでこれ１台でＯＫ。
鉋で削っている時間も３０分程度。


一番深いところは約１６ｍｍあります。


他の部材の墨付けも終わり、ほぞの加工にかかろうと、ふと気がつくと・・・


集塵機が満タン。
掃除のため袋をはずそうとした時・・・「ビリッ」といういやな音が・・・


ああ～！袋が破れてしまいました！　
もう１０年以上も使っているので布もだいぶ弱っていたのです。


幸い枠が入っている上の部分が破れていたので、糸でまつって補修をしました。
もちろん、自分でですよ。
こんなこともあろうかと？　針と糸は工房に置いていました。


これでしばらくは使えそうです。

ほぞの加工は明日の仕事になりました。