木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

上田市武石へ

2019-08-02 21:07:11 | 故郷信州にて

昨日までに草刈りを済ませ、今日は上田市武石へ行ってきました。
いまは上田市と合併しましたが、前身の武石村は、明治22年に私の曾祖父市川正令が初代村長として赴任した村
一度訪れて見たいと思いながら今日まで果たせませんでした。

今日行ったのは、武石ともしび博物館


ここで今日から開かれている「わたしと 紬と あかりと UEDA SILK展」

上田紬の技術を継承されている小岩井カリナさんのFaceBookで開催を知りました。


伝統的な上田紬の織物や、カリナさんの美しい色彩の紬などが多数展示されていました。
会場にはカリナさんもおられ、いろいろお話しを伺うことができました。


着物だけで無く、上田紬を使った小物もいろいろ並べられています。




美しいバック。「気に入ったものが見つかった!」と妻も大喜び。
実は私が上田紬の名刺入れやネクタイを見たかったのですが、今回は展示されていませんでしたので、次回帰省した時に工房の方にお邪魔させていただくことにしました。


三人で記念写真も撮らせていただきました。


今回の企画展では、上田紬の歴史や、上田の養蚕などに付いての展示もされていました。


係の方からにいろいろ説明をしていただきましたが、一口に絹の糸と言っても、生糸、絹板、絹紡糸、紬糸などいろいろあることを知りました。
子どもの頃養蚕は近所で普通に見られ、蚕をもらって自分でも繭に育て小遣いにしたこともあるくらいですが、今はこの地域に養蚕農家は無くなってしまったと聞きました。
養蚕のあの大変さを思えば仕方の無いことかも知れませんが、なぜか寂しさを覚えました。

美しい上田紬を拝見し、上田紬や蚕糸文化についても勉強でき、素晴らしいひとときでした。
カリナさん、お世話になったスタッフの皆さんありがとうございました。

「わたしと 紬と あかりと UEDA SILK展」は10月27日まで開かれています。
信州においでの方は是非どうぞ!






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