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轆轤で挽き終わった茶器等に、漆を塗りました。
栃は良く漆を吸います。とにかく吸うだけ吸わせました。
裏目漆を塗ったものは乾きが遅く、まだ茶色味が残っていますが、初辺を塗ったものは真っ黒になりました。
風呂に入れて一週間ほど乾かします。
この栃で作った一連のシリーズ、「玉響」と名付けることにしました。
できあがりは、作品展をお楽しみに。
漆が乾くまでの間、次の制作に取りかかりました。
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五稜箸の木地作り。
今回は40膳木取りました。
いつもはここからはすべて鉋で削っていましたが、3面をペティーワークで切り出す治具を開発しました。
開発と言いましても、今まで使っていた先をテーパに切る治具に改良を加えただけなのですが、なぜ今まで気が付かなかったのでしょう。
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あと1面を切るには治具を1から作り直して精度を上げなければなりません。
もちろんその治具ができたとしても、仕上げはすべての面に鉋を掛けて仕上げます。
同じ事の繰り返しの中で、ささやかでも進歩を実感したり、思わぬ発見があったり、新たなアイデアを思いついたり・・・・もの作りは本当に楽しいですね。
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