木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

菓子箸 拭漆

2011-01-13 22:31:01 | 

綿布での拭き切りを数回繰り返した後、モスリンを使って更に拭き重ねます。


綿布の場合はしっかり拭き切るので全体を一度にできますが、モスリン拭きの段階では、元の部分と先を分けて拭きます。
使う漆はこの段階から、艶クロメ漆を使っています。


拭いた箸は、発泡スチロールの板に、先を差して立てて乾かします。
漆風呂は、温度20℃、湿度80%にコントロールしていますので、夕方には乾いています。


夕方、先の部分に艶クロメ漆を塗り、やはりモスリンで拭きます。


ペアーをくずさないように、手板に並べて漆風呂へ入れます。


コースターもモスリン拭きの工程に入りました。
艶クロメ漆を使うと、しっとりした艶が出てきます。
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2 コメント

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漆風呂 (満寿田)
2011-01-15 07:20:29
はじめまして。

是非是非、教えていただきたいのですが、
漆風呂を「温度20℃、湿度80%」に保つために、
どのような加湿器やヒーターを使っているのでしょうか?

回答のほど、どうぞ、よろしくお願いします。
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Re:漆風呂 (ichi)
2011-01-15 22:51:25
コメントありがとうございます。記事でお答えさせていただきます。
返信する

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