木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

桐三段重ね箱

2012-06-04 20:54:30 | 木工
大好きな箱の制作が続きます。
次は桐の三段重ね箱。
帯留めを入れたいと、東京のKさんから注文をいただきました。


木取りをした桐の板の鉋掛け。

で、

組立の終わった箱。こんなに簡単にできれば良いのですが・・・・写真を撮り忘れたのです。



こちらは裏。


重ねると、

一段ずつ別々に作るので、正確に寸法を合わせ、各隅を直角に仕上げるのがコツです。



箱の中には仕切りを付けます。仕切り板の上端は少し丸く仕上げました。



一段目の仕切り。

 

仕切りがすべて入りました。
帯留めだけでなく、アクセサリーなども入れられるよう、各段の仕切りの大きさを変えました。



天板は甲盛りにせず、大きく面をとりました。

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2 コメント

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キリ材は (fagus06)
2012-06-05 08:10:37
軽いとか柔らかいと聞きますが、加工はしやすいのですか? 鉋がけも軽快にできるような気がしますが、やはり重い材よりも軽い材の方が鉋がけも軽いのでしょうか。
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Re:キリ材は (ichi)
2012-06-05 21:14:52
確かに桐は軽く柔らかいので、鋸で切ったり鉋をかけるのは軽くできます。そういう意味では加工しやすいと言うことになるのですが、きれいに仕上げるとなると(木口などは特に)話は別で、重い材の場合とは違う刃物の切れが要求されます。
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