□本日落語二席。
◆桂小鯛「上燗屋」.(ABCラジオ『日曜らくごなみはや亭』)。
神戸新開地喜楽館、令和6(2024)年10月8日(マルエスpresents「神戸新開地・喜楽館AWARD2024」予選第三日)。
「喜楽館AWARD2024」エントリーによって時間制限があるためか、それともふだんからこの型で演っているのかわからないが、後半の「首提灯」の件(くだり)をカットした「上燗屋」だった。そういえば、そもそも「首提灯」まで含めたフルVer.の「上燗屋」など、近ごろ聴いたことがないか。
前半の上燗屋とのやりとりだけでカットするにあたって、小鯛は独自の落げを作っていた。勘定がややこしくなって熱くなる店主に対して、客の男がそんなな熱くなられたらこっちが冷めてしまうと言い、熱くなった店主に冷めてしまう自分とで、「これが上燗か」と言って落げる。自身の作だろうか。それとも誰かからの継承か。「わあわあ言っております……」という途中で切る定番よりはましかもしれない。
◆桂福丸「時うどん」(寄席チャンネル『上方百景』)。
東京お江戸日本橋亭、令和3(2021)5月23日(第17回「東京桂福丸を聴く会」)。
◆桂小鯛「上燗屋」.(ABCラジオ『日曜らくごなみはや亭』)。
神戸新開地喜楽館、令和6(2024)年10月8日(マルエスpresents「神戸新開地・喜楽館AWARD2024」予選第三日)。
「喜楽館AWARD2024」エントリーによって時間制限があるためか、それともふだんからこの型で演っているのかわからないが、後半の「首提灯」の件(くだり)をカットした「上燗屋」だった。そういえば、そもそも「首提灯」まで含めたフルVer.の「上燗屋」など、近ごろ聴いたことがないか。
前半の上燗屋とのやりとりだけでカットするにあたって、小鯛は独自の落げを作っていた。勘定がややこしくなって熱くなる店主に対して、客の男がそんなな熱くなられたらこっちが冷めてしまうと言い、熱くなった店主に冷めてしまう自分とで、「これが上燗か」と言って落げる。自身の作だろうか。それとも誰かからの継承か。「わあわあ言っております……」という途中で切る定番よりはましかもしれない。
◆桂福丸「時うどん」(寄席チャンネル『上方百景』)。
東京お江戸日本橋亭、令和3(2021)5月23日(第17回「東京桂福丸を聴く会」)。