□本日落語二席。
◆柳家喬太郎「紙入れ」(読売テレビ第111回『平成紅梅亭 東西特選落語会』)。
森ノ宮ピロティホール、令和4(2022)年3月20日収録(『平成紅梅亭 東西特選落語会』昼の部3月29日OA)。
喬太郎の「紙入れ」はかなり聞いている。きっと得意ネタなのだろう。過剰に色っぽく演じる内儀さんが特徴の「紙入れ」である。思えば、三代目桂春蝶も「紙入れ」で過剰な内儀さんを演じるが、これは喬太郎の影響なのだろうか。または継承か。
三代目春蝶は、喬太郎作の「母恋くらげ」という新作も演っている。これまでに、何かで聞いたとか読んだとかはないけれど、もしかすると、喬太郎と三代目春蝶とは親交があるのかもしれない。
コロナ禍になってから、喬太郎は、マクラで「農耕接触(←濃厚接触)」の小噺をよく演っている。自分はもう何度も聞いたが、この日のピロティの客たちは知らなかっただろうか。ふだん上方落語ばかりに親しんでいる落語ファンは知らなかったかもしれない。いちおう爆笑だった。
そういえば、喬太郎が演るマクラの小噺というと、毒ヘビが自分の舌を噛むというやつを最近はめっきり聞かなくなった。
以前、鈴々舎馬桜が、これを演っていて、馬桜はこれを喬太郎から許可を得て継承したのかどうなのかと思っていたが、当の喬太郎自身が演らなくなったということは、馬桜にこのネタをやったのだろうか。これも、かってな憶測だが。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・桂竹丸(※六代目三遊亭円楽代演)・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽・桂宮治(日本テレビ『笑点』第2804回)。
日テレ麹町スタジオ、令和4(2022)年4月3日OA。
◆柳家喬太郎「紙入れ」(読売テレビ第111回『平成紅梅亭 東西特選落語会』)。
森ノ宮ピロティホール、令和4(2022)年3月20日収録(『平成紅梅亭 東西特選落語会』昼の部3月29日OA)。
喬太郎の「紙入れ」はかなり聞いている。きっと得意ネタなのだろう。過剰に色っぽく演じる内儀さんが特徴の「紙入れ」である。思えば、三代目桂春蝶も「紙入れ」で過剰な内儀さんを演じるが、これは喬太郎の影響なのだろうか。または継承か。
三代目春蝶は、喬太郎作の「母恋くらげ」という新作も演っている。これまでに、何かで聞いたとか読んだとかはないけれど、もしかすると、喬太郎と三代目春蝶とは親交があるのかもしれない。
コロナ禍になってから、喬太郎は、マクラで「農耕接触(←濃厚接触)」の小噺をよく演っている。自分はもう何度も聞いたが、この日のピロティの客たちは知らなかっただろうか。ふだん上方落語ばかりに親しんでいる落語ファンは知らなかったかもしれない。いちおう爆笑だった。
そういえば、喬太郎が演るマクラの小噺というと、毒ヘビが自分の舌を噛むというやつを最近はめっきり聞かなくなった。
以前、鈴々舎馬桜が、これを演っていて、馬桜はこれを喬太郎から許可を得て継承したのかどうなのかと思っていたが、当の喬太郎自身が演らなくなったということは、馬桜にこのネタをやったのだろうか。これも、かってな憶測だが。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・桂竹丸(※六代目三遊亭円楽代演)・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽・桂宮治(日本テレビ『笑点』第2804回)。
日テレ麹町スタジオ、令和4(2022)年4月3日OA。