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お手軽パイプ天秤

2008年11月12日 22時16分24秒 | 兵法書・具足編
今回は「超ライトなパイプ天秤の製作」です。

用意するもの。
絡み止めPPパイプ(内径0.6mm、東邦産業)、ゴム管(極細、東邦産業)、中通しオモリorワームシンカー(2~5g位)、ヘラ用ウキ止めゴム/オモリ止めゴム、ローリングインタースイベル6~7号、ナイロン糸の切れ端(5号ぐらい)、その他お好みで、熱収縮チューブ、フロート類各種。


1. まずPPパイプを20センチ位に切ります。こんなふうに、初めからいい感じに曲っています。これを矯正しないでそのまま使います。


2. 端の方を折り曲げてペンチで潰し、ナイロン糸を引っ掛けます。ゴム管を1センチぐらいにカットし、つばで濡らしながらゆっくりPPパイプを通します。


3. ゴムの弾力で、接着剤無しでも強固に固定されます。

軽くキャストしたぐらいでは外れないぐらいガッチリ固定されています。


4. {欠落箇所}
5. 先ほど(2.で)折り曲げたPPパイプの端をハサミでカットします。


6. 中ハリスの長さを調節するには、ヘラゴムを使用します。


7. フロート仕様は表層用(メバルなど)。ナスオモリ仕様は底層用(シロギス、ハゼなど)。ナツメオモリ仕様は中層用(アジ、カマスなど)。


どうしてもゴム管のズレが気になるという人は、熱収縮チューブでがっちり固定してみてください。


PPパイプ天秤のメリット

1. ハリスの長さが自在に変えられる。スプリットショットに近い使い勝手。
2. アームの長さ・比率が簡単に変えられる。
3. ウキゴムを移動させるだけで半遊動タイプになる。スネーク天秤としてハゼ釣りにそのまま使える(注:移動させるのはヘラ用のウキ止めゴムの方)。
4. 適度に浮力がある。リーリングすると少し浮く。
5. 天秤自体にクッション性があるため、ショックリーダーを付けなくてもキャスト切れしにくい。根掛かりした時も弾力でキックバックするので外しやすい。
6. 余計なスイベルが付いていないため、水に馴染みやすい。ソフトな誘いが可能。
7. ローコスト。おサイフに優しいです。


PPパイプ天秤のデメリット

1. ウェートが変えられない(ナツメオモリ仕様の場合)。
2. 片天秤やジェット天秤に比べると、やっぱり絡みやすい。けれども、空気抵抗の大きいリグを軽い天秤で投げる場合などでは、普通の天秤でも絡みやすくなってしまうので、アームの長さを調節できる天秤の方が有利だと思います。


あんまりたいしたことない思いつきなのですが…いろいろ工夫してみるのも面白いですね。

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