企業のIT利用は拡大・進化しており、ニーズも多様化しています。さらに、自然災害に備えるためのBCP対策として、システムとデータが安全で安全な場所で安定して動作する必要性は変わりません。データセンターは、サーバーやネットワーク機器などのIT機器を収容する施設です。
データセンターは、サーバーとネットワーク機器を収容するために特別に設計された建物です。内部には、サーバーを格納するためのラックと、ネットワーク機器用のスペースが並んでいます。また、インターネットなどの外部接続が可能な高速回線、冷却ユニット、大容量電源など、サーバー設置に必要なすべての機器を備えています。
多くのデータセンターには他にもさまざまな設備が備わっていることが多く、建物へのアクセスはIDカードや生体認証などの強力なセキュリティ対策によって保護されており、不審者の侵入を防ぎます。
また、地震による設備の損傷を防ぐため、建物は耐震構造になっています。
火災が発生した場合は、水を使用せず、窒素または二酸化炭素を使用して消火してください。これらの対策により、サーバーへの損傷を最小限に抑えることができます。
前述のように、データセンターは基本的に物理的な施設であり、この施設をベースにさまざまなサービスが提供されていますが、まずはいわゆるクラウドやクラウドサービスとの違いや関係について説明します。データセンターは、施設、電力、インターネット接続などを提供する施設として機能し、これらのデバイスをスムーズに稼働させ、災害に対処するための対策を講じるためのエアコンを備えています。クラウドサービスは、基本的にデータセンター内のIT機器やソフトウェアなどのリソースによって提供されるサービスです。
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