おはようございます。
今日は初めての金沢 第三弾 兼六園について書いていこうと思います。
兼六園って定番だろって思ってたんですが、私が今回担当したツアーには組み込まれていなかったんです。
日本人の幹事さんがね、中国の人ってあんまり庭園に興味もたないんですよね~っておっしゃったんで
でも、日本庭園とはまた違うけど、庭園って結構ありますよね?
お花がないとダメなのかしら?
というわけで、仕事が終了した次の日に下見がてら行ってきました
*兼六園の名前の由来
六つの素晴らしい景色を兼ね備えてるので兼六園といわれるようになったとか。
1つ目、広々としている(宏大)、2つ目は人里離れて物静かな場所(幽邃)3つ目は人が手を加えて美しい姿に作り替えた(人力)、4つ目、古い自然、樹木がまだ残っている。古いものを大切にしている(蒼古)、5つ目、池や泉が豊富にある (水泉)、6つ目は、とても眺めがよいこと(眺望)
平成21年、ミシュランの観光ガイドで3つ星を頂いた園。
*基本情報
加賀藩第4代藩主 前田綱紀が別荘を建て、その周りに庭園を造ったのが、兼六園の始まりだそうです。一度、火事で庭園も失ったそうですが、再建され、歴代藩主によって今の規模まで成長させたそうです。
では、場所確認です
兼六園も金沢駅から10分ほどです。
平日の朝は少し混雑していたので、もう少し時間がかかるかもしれません。
ちなみに・・
金沢駅から路線バスを利用したのですが、結構時間かかってました。20分は乗ってたんじゃないかと思います。
バス駐車場からチケット売り場までの経路です
赤四角が駐車場です。緑を通るのですが、信号のところからチケット売り場までかなり急な坂道になります。
青丸がチケット売り場です。
駐車場から入口までの道のりは結構しんどいです
この写真左手に箔一があります
駐車場から入口までは約10分です。ゆっくりだと15分くらいかかるかもしれません
写真奥にお土産屋さんがありますが、それを左手にいくとチケット売り場です。
上の写真の右手は↓このように金沢城入口になります
↓園内マップです(紫の線は私が通ったところです)
①チケットを購入して中にはいります。入ると緩い坂道になっています。
②徽軫灯籠(ことじとうろう)
お琴の弦を支える琴柱に似ていることからそう名付けられたそうです。
2本の脚で珍しいのですが、よく見ると1本は半分折れていて、石の上に脚を置き支えてる感じになってます。
手前に見える橋(虹橋)はお琴を表しているとか?(隣にいたガイドさんが言っていたのを盗み聞きしました)
③から見た唐崎松です。訪れた時期が11月上旬 ちょうど雪吊りが始まったころでした
④から見た唐崎松です。見事ですね
13代藩主、前田斉泰が近江八景の一つである琵琶湖畔の唐崎松から種子を取り寄せて育てた樹齢約190年黒松です。
雪吊りはこの唐崎松から始めます。16メートルの支柱をたて、800本の縄で枝を吊るんだそうです。
⑤雁行橋
昔は渡ることができたそうです。
1枚1枚亀の甲羅を表していて、亀と言えば、長寿の象徴。ということで、たくさんの人が行ったり来たりしてたので、すり減ってしまい、危険になったので、1969年に通行禁止となりました。
⑤雁行橋が利用不可になるため、新しく造られた新しい橋
この橋の建設費用は1000万円かかったそうです。だいたい20歩で渡れますから、1歩50万円くらい?
この橋を渡って左手に唐崎松
正面に霞が池があります。
⑥蓬莱島
池に浮かぶ島、蓬莱島。しかし、形が亀ににていることから亀甲島と呼ばれている。
亀、そして、唐崎の松は首を長くして羽を伸ばした鶴に例えられます。
鶴と亀。この二つが見える場所はとても縁起がいい場所ってことですね
⑦明治紀念之標
西南戦争で戦死した旧加賀藩の400名の兵士の慰霊碑として造られたんですが、なんでヤマトタケル?と思って調べてみましたら・・
このヤマトタケルノミコトもその昔、九州へ熊襲(くまそ)の征伐に行ったことがあるから、らしいです。
熊襲というのはヤマト政権に反対した人々のことを言うそうです。(初めて知りました)
そして、このヤマトタケルノミコトの像には鳥がとまったことないそうですよ?
だから糞もないんだとか・・
まぁ、確かにきれいでしたけど
で、調べてみますとね、この銅像にはヒ素が15%も含まれているからで、鳥はヒ素が苦手なんですって~(へぇ~)
それから、この銅像の下にはなにやら動物(?)が三匹いるそうなんです
カエル、蛇、なめくじ
どれがどれってわかりますか?
なんとなく、「明治記念之標」の上、右側と左側にナメクジと蛇らしきものがいますよね?
そして、左下の方にカエル?
この3匹で三すくみなんですって。気になる方はググってくださいね
⑧根上松
40本以上の根が土から盛り上がったように見える松です。
13代藩主斉泰が植えたそうです
松の根は地表近くで成長するんだそうです。それを利用するような感じで、
最初に盛り土をしてその上に松を植え、 後で土を取り除くと、こんな感じで仕上がるんだそうです。
考えたものですね~
地上に出てる部分は約2メートルあるそうですよ。
ツアーできたらこの8番くらいまでが説明の範囲になるのでしょうか?
説明して約1時間くらいでしょうか?
ここから解散して、各自駐車場か、入口になるんでしょうかね?
私は一人旅でしたので、ぐるっと大きく周ってきました
⑨瓢池(ひさごいけ)
ヒョウタンの形をしているので、瓢池と名付けられたそうです。
園内で一番古い時代の池です。
⑩夕顔亭
瓢池のそばにある茶室で兼六園内の中で最も古い建物です。
1774年に11代藩主治脩が建てたもので、12坪の中に2棟3室あります。
茶室内の壁に夕顔(瓢箪)の透彫りがあることから夕顔亭と名付けられたそうです。
⑪噴水
日本で最初にできたとされる噴水です。
サイフォンの原理(液体は高いところから低いところへと流れる)を利用して、霞ヶ池からの水圧だけで噴射しているんだそうです。
サイフォンの原理がまずわからなかったんですけど?
ガイドって、いろいろ知識がいりますね
入口からバシャバシャ写真とって、ぐるっと1周して1時間でした。
40名近くの人を連れて行くとなると、バス駐車場からはやはり1時間半はほしいところですね。
ちなみに・・
私が訪れたのは11月初め
紅葉も少し始まっていましたが、もう少し後の方がもっときれいだったんじゃないかと思います。
ご参考までに~
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