置かれた場所で咲く

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いつの日か、共に笑い合える日まで

2020-04-15 17:29:34 | 日記
やはり、子どもがいると更新するのはなかなか難しいですね。
ようやく緊急事態宣言が出て一週間。
わたしが住む町は範囲外ですが、友達にも会わずに細々と生活しています。
子どもを連れて公園に行くのは午前中の早い時間、必ず消毒。

今日のニュースで、自粛生活は少なくとも一年、おそらく2022年くらいまで続くのではないかと書かれていました。
オリンピックは中止が決まりましたが、かなり高い確率で子どもたちの夏の大会中止、学校の閉鎖も続く可能性があります。
少なくとも、5月の再開は難しいだろうな。

今、YouTubeを活用した芸能人一般人の様々な動きが出てきています。
家でどのように過ごすか、個々人だけに委ねるのではなく、みんなで知恵と技術をわかちあって乗り越える。そんな動きが出てきているように思います。

人と触れ合うどころか、話すらも自由にできないのは本当に悲しいけれど、危機に瀕した状況での救いは、人々の心が一つになろうとする力が働くことです。
平和な世の中では自由という名の傘を片手に各々の方向を見ていた人たちが、今同じ方向を向こうとしている。

自国第一主義を主張して憚らなかった某国も、核兵器片手に他国に恐怖を唆していた某国も、きっと今はわかっているはず。
自分だけ、自分の国だけ得をしよう、助かろうという思想には限界があること。

自由貿易に近づき、人々が、物資が世界中を行き来する現代では、ウイルスは簡単に国境を越えてやってきます。
目に見えない人類の敵は、もしかしたら人類に最後のメッセージを送りに来たのかもしれません。

尊い人命が次々と失われて、多くの人たちが苦しんでいる中、こんなことを言うのは不謹慎なのはわかっています。
でも、これを機に、人々の心がより隣の人に、隣の国に寄り添い、優しい気持ちでお互いを見つめ合えるようになることを願わずにはいられません。

単なる出来事で終わらせてはいけない。
いつの日か、またみんなで笑い合い、抱き合える日が一日も早く来ますように。

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