雲の向こう

風任せシャッター任せ

こんな棒一本で?

2014-09-11 00:45:42 | 日記
こんな棒一本で?

”おまじない”みたいなモノだと思っていた。
腰高でユルリとした乗り味は良しとして何となくキレが無いステアフィールにもうすっかり慣れてしまっていたがレヴォーグだのS4だのとやや走りに振った新型が出ると気にならないでは無かった。
BE5レガシィの四隅に根を張ったような乗り味を懐かしい気持ちで思い出していた。
あの頃はドライブが楽しかった。


【出たてのS4 四本出しのマフラーがカッコイイ】


Webで読むタワーバーの効果は華々しい性能向上の羅列ばかりだった。
棒一本でそんなに変わるもんか。
そう思いつつもあんまり良いことばかり書いてあると何パーセントかは信じたくなる。
人間なんて暗示に弱いものだ。
3万円位なら試していいかも…

そんなときにスバルのI店長からそろそろ一年点検ですよと電話が入った。
思った時に決断しないとなかなか決められないのが性分。
「点検ついでにフレキシブルタワーバーを付けようと思いまして」
言っちゃったらもう付けるしかない。

この店はいつ来ても”カッチリ”した雰囲気だ。
カーディーラーの適当にいい加減なユルさがないのはスバルの特徴なのか店長の方針か。
そして何時も思うのはスバル車オーナーの独特さだ。

点検や修理の待合室に出入りするのはいかにも”オタク”そのもののユーザー。
スバオタなどと揶揄される独特の雰囲気を持ったスバリストだ。メカニック相手にかなり突っ込んだメカ的相談をぶってるのはトヨタ車ユーザーには絶対いないだろう。
私もそんな風に見えるのか?…イヤだなぁ。



【いつもお世話になってるスバル店】



【愛車点検中…】


愛想が良く信頼のおけるI店長に送られてR17に走り出た。
初めの信号でストップしたあと一気に加速する。
「あれ?」 確かに違う。
プラシーボ効果を大いに疑いながら強めのレーンチェンジ。
スパッと頭が入りピッタリ収まる。確かに違う。
心配した共振やノイズの増加は感じられない。だけど確かにフィールは変わった。
それが感じられない程鈍感では無い方だ…と思っている。

ステアの切り始めから応答するまでの時間が確かに早くなっている。”逃げ”が無い感じ。
これは…良いんでないかい?なかなか。



【イマイチ地味なパーツ】





【STIの文字が華々しい】



”こんな棒一本で?”と半信半疑だったが値段からするとコスパが非常に高い買い物だった。
ドライブが少し楽しくなりそう。



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