増田カイロプラクティックセンターの近況レポート

筋骨格・神経・アレルギー(NAET)・感情の統合療法。
増田裕D.Cのブログ

2007年3月29日 出版について

2007-03-29 10:15:42 | 近況
院長記

本を出すということはとてつもないことである。売れない本を出しても赤字を出すだけである。NAETを日本で広げるためにはいくつかの努力が必要であるが、その重要なひとつがDr. Deviの著作の普及である。

そのためには廉価の一般の患者に手に入りやすい価格にすることが第1の条件である。そこで、意を決して自主出版することにした。赤字を出し続けたら、出版事業は成立しないが、この事業で社員を食わせなくていけない訳でなく、赤字を出さないということが絶対の条件である。この条件さえ満たせば、印刷費や印税が払えればよい。私の翻訳料などはどうでもいい。

経済の原則があるから、どのくらいの本の価格にできるか、いろいろ検討しなければならない。まず一般の患者さんが手軽に買える価格にしなくてはならない。そのためには1冊1,000円以下にしないと駄目だろう。

本を広げるためには認定の先生方が患者さんに売るのを勧めたくなる動機が必要である。本を売っていただくのは、こうした現場で患者さんと触れ合う機会のある先生方しかおられない。そのためには、本を普及させたら、その先生の治療院が繁盛するようになるようにしなくてはならない。そのためには本の値段は高くては駄目だ。買いたい、しかも買える手ごろな値段。

繁盛して、さらにNAETのセミナーに出て勉強を深めていただく。そうなれば、お金は回転し、患者も喜び、認定の先生も喜び、そして最後にNAET JAPANも喜ぶ、というすべてが喜ぶという姿を追い求めたい。


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