先日のブログで、戦前の朱菊オールドノリタケ湯飲みを紹介しました。
食器棚には、同じような品がありました。
最大径(胴) 10.4㎝、高(取手除) 10.9㎝。戦前。
径 7.4㎝、高台径 3.4㎝、高 5.2㎝。戦前。
高台内には、先日の朱菊碗と同じく、「日陶」のマークがあり、1937-1943年にかけて、日本陶器会社(ノリタケ)で国内向けに作られた品であることがわかります。
この茶器の売りは、群鶴の図です。白い器体の上を、競って飛んでいます。よく見ると、鶴はプリントです。底に「意匠登録56774」とありますから、自信のデザインだったのでしょう。
この群鶴茶器の横に、同じような茶瓶がチョコンとありました。
最大径(胴) 10.4㎝、高(取手除) 10.9㎝。
これは、朱菊の茶器ではありませんか。
先日の朱菊茶碗は、このようなセットだったのですね。すっかり忘れていました(^^;
何とはなしに、二つの茶瓶を並べてみました。
すると、プチ発見(^.^)
おお、両者の形と大きさは一致。
茶碗はどうかというと・・・
これまた、同じです。
同じボディを用いて、全く違うデザインで、異なった趣の品物を造り出していたのですね。
ノリタケのアイデアに拍手👏👏