お待たせしました。
先月の平和コンサートのことについて、お話しします。
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気がついてみれば10回目の平和コンサートとなりました。
今までやってきたコンサートは、基本チェロ6本によるアンサンブルでした。しかし、今回なかなかメンバーを集めることができず、やむなく私とピアノでのコンサートとなりましたが、10回目の記念的コンサートなら、スペシャルな曲にどんな曲を持ってくるか少し悩みました。
そこで突然ある曲のことを思い出しました。
それがこの度のブロッホ作曲、ヘブライ狂詩曲「シェロモ」です。テーマは「嘆き」でした。
物語は戦争で命を落とした息子に対するソロモンの王様の悲しみの音楽です。表現が嘆きや怒り、時にはすさまじい憤りの音楽を呈しています。ちょっとインパクトのある曲を今回敢えて聴いてもらいたい、という気持ちで選んだのでした。
戦後70周年を迎え、戦争を体験した人はどんどん少なくなっていく中、愛するひとを失ったものの悲しみ、怒り、憤り、憂い、祈りなどを、このコンサートを通して共有するすることの意義を感じてもらえたら、ということでした。
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実は、このコンサートに来られた何人かの方から、このようなメッセージをいただきました。
「今日のコンサートに来るまでは沈んでいたが、また明日からの生きる力をもらった」このかたは最近奥さまを亡くされた方です。
また「自分の中に閉じ込めていたものを引き出してくれた、または代弁してくれたような気持ちになった」このかたは、最近息子さんを亡くされた方です。
久しぶりにアンケートのお願いをしましたら、これら沢山の嬉しい内容のコメントをいただきました。
以上、長くなりましたが報告まで。
先月の平和コンサートのことについて、お話しします。
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気がついてみれば10回目の平和コンサートとなりました。
今までやってきたコンサートは、基本チェロ6本によるアンサンブルでした。しかし、今回なかなかメンバーを集めることができず、やむなく私とピアノでのコンサートとなりましたが、10回目の記念的コンサートなら、スペシャルな曲にどんな曲を持ってくるか少し悩みました。
そこで突然ある曲のことを思い出しました。
それがこの度のブロッホ作曲、ヘブライ狂詩曲「シェロモ」です。テーマは「嘆き」でした。
物語は戦争で命を落とした息子に対するソロモンの王様の悲しみの音楽です。表現が嘆きや怒り、時にはすさまじい憤りの音楽を呈しています。ちょっとインパクトのある曲を今回敢えて聴いてもらいたい、という気持ちで選んだのでした。
戦後70周年を迎え、戦争を体験した人はどんどん少なくなっていく中、愛するひとを失ったものの悲しみ、怒り、憤り、憂い、祈りなどを、このコンサートを通して共有するすることの意義を感じてもらえたら、ということでした。
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実は、このコンサートに来られた何人かの方から、このようなメッセージをいただきました。
「今日のコンサートに来るまでは沈んでいたが、また明日からの生きる力をもらった」このかたは最近奥さまを亡くされた方です。
また「自分の中に閉じ込めていたものを引き出してくれた、または代弁してくれたような気持ちになった」このかたは、最近息子さんを亡くされた方です。
久しぶりにアンケートのお願いをしましたら、これら沢山の嬉しい内容のコメントをいただきました。
以上、長くなりましたが報告まで。
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