つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

苦労話

2014年12月11日 09時00分46秒 | 戯言
先月最後の日曜(威風堂々クラシックの一部、ドボルザークのコンチェルト)は、なかなかハードな一日が何とか無事に終わりました。

お世辞にも、きちんと準備が出来たとは言えない状態での本番ではありましたが、聴きに来られたお客様の反応は、喜ばれたお顔に見えましたので、一先ず良しとして会場をあとにしました。

ここで、同業者にしか解らない戯言をひとつ。

何度も演奏したことのある曲の中の、あるパッセージの指使いを変えようとしたことはありませんか?

僕は、今までに何度かこのような経験をしていますが、再三変更を試みるも、本番ではあえなく元の指使いに戻ってしまう。このことを、この度のドボコンでもどうしても克服できませんでした。

集中出来ていないのか、練習の回数が足らないのか、脳の深い所での記憶が、簡単には書き換えられない、ということの証なのでしょうが、老いていくに連れ、若いときに出来ていたことが出来なくなっていくジレンマを、なかなか解決出来ない苦悩があるのです。

さあ、いつの日か克服出来ることを夢見て!


ではでは

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2 コメント

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苦労話の思い出 (fukudama)
2014-12-18 08:15:54
指使いのお話・・・今頃になって小学生の頃の縦笛の
ことを思い出しました。もう65年くらい前の話になり
ますが、小学校1~2年生の頃?音楽の時間に
縦笛(今ならリコーダーでしょうが)を習ったのですが、
なぜか左指が下半分、右指が上半分の穴を操作する
形で覚えてしまったのです。フルートなどの管楽器を
考えれば逆ですよね。4~5年生の頃から覚えなおそう
としましたが、直りませんでした。「左指が下」で脳に
刻み込まれたのでしょう。

・・・楽器の演奏者、スポーツ選手、武道家など
最初に覚えた方法、一度ついた癖を正すのはなかなか
難しいのでしょうね。
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コメントありがとうございました (chisho)
2014-12-26 09:34:25
fukudamaさま

そういうことなんですかねえ。
古い記憶というものが、消えにくくしている仕組みは、もしかしたら大事なものなのでしょうね!

ではでは
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